「ミスタードーナツ」の店舗推移にみる4年で200店舗の閉店ラッシュからの逆襲。

今回は「ミスド」と略称されるほど有名なドーナッツチェーン店の「ミスタードーナツ」の店舗推移を分かる範囲で紹介したいと思います。

(出典元:ミスタードーナツ

1970年(昭和45年): 1月27日、ダスキンの創業者・鈴木清一が、ミスタードーナツ・オブ・アメリカ社との事業提携を決断し、ミスタードーナツが創業。
1971年(昭和46年): 第1号店の箕面ショップがオープン
1973年(昭和48年): 北海道での第1号店となる、第74号函館五稜郭ショップオープン

1974年(昭和49年): 第100号八代ショップオープン
1978年(昭和53年): 第200号赤羽ショップオープン
1979年(昭和54年): テーブル席を導入した「Gタイプ型店舗」の、第249号豊橋東ショップオープン
1980年(昭和55年): 第300号日野ショップオープン(創立以来の累計売上が1000億円を突破)
1981年(昭和56年): 繁華街型モデル店舗として第337号道頓堀ショップオープン
1982年(昭和57年): 第400号渋谷公園通りショップオープン
1983年(昭和58年): 「80型店舗」の第440号新所沢パルコショップオープン
1986年(昭和61年): 沖縄での第1号店となる、第491号那覇国際通りショップオープン
1987年(昭和62年): 「ドライブスルー対応店舗」の第500号小野原ショップオープン
1988年(昭和63年): 第600号秋田広小路ショップオープン
1990年(平成2年): 第700号ファンタジー苫小牧ショップオープン
1992年(平成4年): 第800号八千代ショップオープン
1994年(平成6年): 「50型店舗」の第886号西葛西駅前ショップ、第887号大宮17号バイパスショップがオープン
1995年(平成7年): 第900号堺東ショップオープン(年間売上1000億円突破)
1996年(平成8年): 「施設対応型店舗」の第949号スペースワールドショップオープン
1997年(平成9年): 第1000号大阪ドームシティショップオープン・第1100号フジグラン今治ショップオープン・第1200号安曇野ショップオープン
1998年(平成10年): 第1300号宿毛ショップオープン
1999年(平成11年): 第1400号松江学園通りショップオープン
2001年(平成13年): 第1500号枚方長尾ショップオープン
2003年(平成15年): 第1600号伊東ショップオープン
2008年(平成20年): モスバーガーと資本・業務提携

2009年(平成21年): 1300店舗
2013年(平成25年): 1342店舗
2014年(平成26年): 1335店舗
2015年(平成27年): 1294店舗
2016年(平成28年): 1246店舗
2017年(平成29年): 1160店舗
2018年(平成30年): 1086店舗
2019年(令和1年): 1007店舗
2020年(令和2年): 977店舗
2021年(令和3年): 961店舗
2022年(令和4年): 987店舗(5月時点)
※2022年8月14日で989店舗確認。

と2003年までは「ミスタードーナツ」のホームページに掲載されていますが、その後閉店については掲載されていませんので、独自に調べた店舗数であり、何月時点と言うのも、分かる月はあるのですが敢えて掲載していません。

驚くのは1997年(平成9年)の一年間で200店舗も出店ラッシュはあまり例を見ないのではないでしょうか。(コンビニ除く)

各コンビニ大手3社がドーナツ事業に参入する2014年以前から2期連続赤字でしたが、やはり影響は大きかったのでしょうね。一気に閉店が加速しました。

特に2017年から2021年にかけての200店舗の閉店ラッシュは大きな話題となりました。

不採算店舗の整理によるもので、2022年第1四半期は売上高は前年比の半分以下ですが、営業利益は約1.7倍と回復傾向にあります。

実際店舗数も増加してます。
そして今第三次ドーナツブームも来ています。

第三次「ドーナツブーム」に見る「ミスタードーナツ」の勢いについて考察。
2021年までの4年間で、200店舗閉店ラッシュがあって1,000店舗割れとなってしまいましたが、ここ一年で「ミスタードーナツ」の店舗数は回復傾向にあります。

これからの「ミスタードーナツ」の逆襲に期待ですね。

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