第三次「ドーナツブーム」に見る「ミスタードーナツ」の勢いについて考察。

前回、「ミスタードーナツ」の店舗数推移、これからの逆襲として話題にしました。

（出典元：ミスタードーナツ）
実はその後、第三次「ドーナツブーム」という記事が出ていることを知りました。

第一次「ドーナツ」ブームが２００６年にアメリカの「クリスピークリームドーナツ」が日本へ上陸して大流行したことで、日本でも「ドーナツチェーン店」や個人の「ドーナツ専門店」が次々オープンしたと言うことです。

ただし、第一次ブームを仕掛けた「クリスピークリームドーナツ」は第二次「ドーナツ」ブームで勢いが落ちているようです。

２０２２年９月１４日に『まいどなニュース』で第三次「ドーナツブーム」により「クリスピークリームドーナツ」の店舗数が伸びているとのニュースがありました。

調べたところ「クリスピークリームドーナツ」の店舗数は５９店舗で８月に２店舗新規オープンしているようですね。

第二次「ドーナツ」ブームは、多くの方が知ってる通り「コンビニチェーン店大手３社」が「ドーナツ」事業に本格参入したことです。
当時はレジ横に陳列されるなど人気メニューでしたが、その勢いは思っていたほど長続きしませんでした。

いつの間にか、レジ横に置かれることはなくなり当時よりも商品数は減っていますが、期間限定販売を行うなど以前ほどではないにしろ、未だにドーナツ販売は行われています。

そして第三次「ドーナツ」ブームの火付け役として挙げられてるのが「ラシーヌブレッドアンドサラダ」のようです。
４店で、1日５,０００個のドーナツを売り上げるほど人気のようです。

第三次「ドーナツ」ブームで、コンビニ業界もまた最近「ドーナツ」に力を入れだしたようです。

そして、その人気のおかげか「クリスピークリームドーナツ」は今年になって３店舗増やし全４７店舗となっています。（※公式サイトより）

一方、第一次ブームで「ドーナツ専門店」でチェーン展開した「フロレスタ」は２０２１年～２０２２年で３店舗閉店し、今は全３８店舗（公式ページより）と苦戦しているようです。

こうしてみると２０１５年まで１,３００店舗前後で推移していた「ミスタードーナツ」がいかにすごいのか分かりますね。

２０２１年までの４年間で、２００店舗閉店ラッシュがあって１,０００店舗割れとなってしまいましたが、ここ一年で「ミスタードーナツ」の店舗数は回復傾向にあります。

そして「ミスタードーナツ」公式サイトから見ると、各都道府県での店舗数が分かります。

北海道：５３店舗
青森県：１１店舗
岩手県：８店舗
宮城県：１８店舗
秋田県：７店舗
山形県：８店舗
福島県：１５店舗
茨城県：１４店舗
栃木県：１２店舗
群馬県：１３店舗
埼玉県：５９店舗
千葉県：４５店舗
東京都：８５店舗
神奈川県：５８店舗
新潟県：１９店舗
富山県：７店舗
石川県：１５店舗
福井県：１２店舗
山梨県：５店舗
長野県：１２店舗
岐阜県：１５店舗
静岡県：２４店舗
愛知県：５８店舗
三重県：１３店舗
滋賀県：１０店舗
京都府：１８店舗
大阪府：９４店舗
兵庫県：５３店舗
奈良県：１１店舗
和歌山県：９店舗
鳥取県：４店舗
島根県：４店舗
岡山県：１０店舗
広島県：２２店舗
山口県：９店舗
徳島県：５店舗
香川県：７店舗
愛媛県：１０店舗
高知県：４店舗
福岡県：５２店舗
佐賀県：６店舗
長崎県：１４店舗
熊本県：１６店舗
大分県：７店舗
宮崎県：９店舗
鹿児島県：１０店舗
沖縄県：１９店舗