2022年6月7日に「ベルセルクの連載再開」が白泉社より発表されました。
(出典元:白泉社)

理由も概(おおむ)ね当たっていました。
「スタジオ我画」が「ベルセルク」を書くであろうことは予想通りでした。
ただ予想外だったのが「森恒二先生」の存在でした。
彼は高校時代・大学時代も同じ高校同じ大学で親交もあり、その後も親交は続いていたとのこと。
「三浦建太郎先生」は「ベルセルク」の構想は高校時代にはすでにあったと前回も話しました。
それについては前回書いたように「森川ジョージ先生」のTwitterで分かっています。
写真は三浦建太郎君が寄稿してくれた鷹村です。
今かなり感傷的になっています。
思い出話をさせて下さい。
僕が初めての週刊連載でスタッフが一人もいなくて困っていたら手伝いにきてくれました。
彼が18で僕が19です。
某大学の芸術学部の学生で講義明けにスケッチブックを片手に来てくれました。 pic.twitter.com/hT1JCWBTKu— 森川ジョージ (@WANPOWANWAN) May 20, 2021
「頭の中にあるものです。力をつけてから描きたいと思っています」と。
いつから温めていたのだろうか。
すでにそこにはベルセルクはありました。
月日は経って僕ははじめの一歩は連載開始します。
ほぼ並行してベルセルクが発表されます。
苦労話も少し耳にしていました。
しかし確信していました。— 森川ジョージ (@WANPOWANWAN) May 20, 2021
その「森恒二先生」は「ベルセルク」の最終回を「三浦建太郎先生」から聞いていたと言うことです。
勘の良い方々は予想していたと思いますが自分は『ベルセルク』の最終回までの物語を知っています。しかし知っているから描けると言うわけではありません。『ベルセルク』と言う偉大な作品は天才三浦建太郎だから描けるのです。
しかし自分には大きな責任が生じてしまいました。
生前三浦は「最終回までのストーリーは森ちゃん以外誰にも話していない」
そう言っていたのです。そしてそれは事実でした。あまりに重すぎる責任です。
(引用元:白泉社)
「最終回までのストーリーは森ちゃん以外誰にも話していない」は正直驚きました。
それと同時に「ベルセルク」の最終回を知る人が居たと言うことは驚きでした。
更には「スタジオ我画」のスタッフも「ベルセルク」を書きたいと言っている。
「三浦建太郎先生」が居ない中で「ベルセルク」の続編を書くことが、どれほどのプレッシャーなのか私には想像できません。
「ベルセルク連載再開」については、賛否両論もちろんあるでしょう(ヤフコメ)は賛成意見が多いように感じますが。
世界でも「ベルセルク」がトレンド入りしたようで、こちらも好意的な意見が多いですね。
本当は、6月24日発売のヤングアニマル13号の「ベルセルク」を見てから感想を書こうかと思ってましたが、画力的にはあまり問題は無いかと思います。
とは言え、生前は「キャラクター」は「三浦建太郎先生」が描いていたと本人が言っています。
その為、約1年間「スタジオ我画」のスタッフは、おそらくは主人公の「ガッツ」はじめ「キャラクター」も必死に練習して描いていたと思います。(あくまで予想)
それなりのクォリティでないと「ベルセルク」のファンが納得しないのも分かっているはずなので努力してある程度納得できる状態まで仕上げたのでしょう。
まぁ、それでも「違和感」はでてくるのかもしれません。
それに、このページを見ている人は「ベルセルク」知ってる人だと思うので「グリフィス編」が終わった後の「ゴッドハンド編」までを描けるのか不安に思ってる人も少なくないと思います(私自身も含めて)
前回は「ベルセルク」が連載再開なら「三浦建太郎先生」の「ベルセルク」では無いと言いました。
それについては、今も変わっていません。
ただ「森恒二先生」が「ベルセルク」の最終回を聞いていたのなら「ベルセルクの」最終回は知りたいと思います。
そして白泉社の『ベルセルク』再開のお知らせを読めば、「スタジオスタッフ」や「森恒二先生」の並々ならぬ覚悟が分かります。
不満不服も承知の上での連載再開なので、否定的な意見も出ることは間違いないでしょう。
それを承知の上での「ベルセルク」連載再開なのですから、私自身は素直に応援したいと思います。
そして出来れば「ベルセルク」のアニメも続編続けてほしいです。
私は「ベルセルク」で「平沢進先生」の音楽を初めて知りました。
「ベルセルク」のアニメや映画が無ければ「平沢進先生」の存在を知ることは無かったでしょう。
あの重厚な音楽は「ベルセルク」の世界と見事にマッチしています。
まぁ丁寧に作り込んだ映画と3DCGのアニメ版では賛否両論ありますが・・・
話は逸れましたが、「ベルセルク」連載再開は個人的には素直に賛成です。
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