かくいう私のところにも頻繁にフィッシング詐欺メールは来ます。
例として【【最終警告】au PAY マーケット からの緊急の連絡】・【【au PAY マーケット】個人情報確認】・【【au PAY マーケット】重要なお知らせ [メールコード AU103]】・【「au PAY」ご利用環境確認用ワンタイムURLのお知らせ】などありとあらゆる警告をして実際に「au PAY」利用者なら騙されてしまうのかもしれません。
実際に【aupay 迷惑 メール】や【aupay マーケット 迷惑 メール】というワードで検索する人が増えています。
実際、私に届いたメールの内容は
【au PAY】利用いただき、ありがとうございます。
このたび、ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、誠に勝手ながら、カードのご利用を一部制限させていただき、ご連絡させていただきました。つきましては、以下へアクセスの上、カードのご利用確認にご協力をお願い致します。
お客様にはご迷惑、ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。
何卒ご理解いただきたくお願い申しあげます。
ご回答をいただけない場合、カードのご利用制限が継続されることもございますので、予めご了承下さい。
■ご利用確認はこちら
ご不便とご心配をおかけしまして誠に申し訳ございませんが、
何とぞご理解賜りたくお願い申しあげます。━━━━━━━━━━━━━━━
■発行者■KDDI株式会社
〒102-8460 東京都千代田区飯田橋3丁目10−10 ガーデンエアタワー
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COPYRIGHT © KDDI CORPORATION, ALL RIGHTS RESERVED.
無断転載および再配布を禁じます。
青色の文字がURLになってます。
4つのメール内容は一行目の「【au PAY】か【au PAY マーケット】利用いただき、ありがとうございます。」だけの違いだけです。
そして3つのURLはいずれも
http://www.aaosmuuueusnuuu.xnbktij.presse.ci/AU/page1.php
になります。
メール内に「誠に勝手ながら、カードのご利用を一部制限させていただき」とあり、いかにも不安を煽るような内容です。
しかし、普通に考えて「おかしい」と気づくはずですが、意外と20~30代の被害が多いとか。
私の場合はパソコンでしたが「スマートフォン」に届く場合も多いらしく、若い世代の人たちが騙されてしまうのは普段から【au PAY】を使っているからといった経緯があるからかもしれません。
因みに以下が「au PAY」フィッシング詐欺の手口らしいです。(拡大表示できます)
(出典元:京都新聞)
上記の画像を見て怖いのは「ID」と「パスワード」だけで不正利用されてしまうことです。※最近は「暗証番号」入力もあるようです。
更に厄介なのがメール内での「■発行者■」の「KDDI株式会社」の住所を調べると本当の住所だと言うことです。
メールの差出人が【”au PAY” <info@au.com>】・【au PAY マーケット <info@au.com>】といかにも【au】らしく思えます。
なかなか本物と見分けつけにくいので、不安な方は「コールセンター」へ連絡するように「KDDI」でも推奨しています。
勿論ですがフィッシング詐欺については「KDDI」でも注意喚起しています。
フィッシング対策協議会によると、2022年5月のフィッシング報告件数のうち、auおよび「au PAY」をかたるフィッシングの報告は、報告数全体の約21.7%だそうです。(拡大表示できます)
(出典元:ケータイ Watch)
KDDI広報でも「au PAYをかたった詐欺によるユーザーからの問い合わせは増えている」ということです。
ただ特に5月からということではなく1月以降に少しづつ増えてるとのこと。
そして万が一被害にあった場合でも「KDDI」で不正利用と認められた場合は全額補てんはしてくれるようです。
ただ確認事項など、不正利用と認めてもらえるまでの労力もかかるので、なるべくなら被害に合わない方が良いのは当たり前です。
そして、先ほど紹介した「KDDI」からの注意喚起には、被害に合わないように注意事項がいくつもあるので、サイトをよく読んでフィッシング詐欺の被害に合わないように気をつけましょう。
マスタカードのフィッシング詐欺メールも紹介しています。
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