安くうなぎを食べられるうなぎ料理専門店として『宇奈とと』は有名ですね。(写真は拡大表示できます)
(出典元: G-FACTORY)
世間では、良く「うなぎ」が夏バテ予防に効果があると言っていますが実際にはどうなんでしょう。
以外にも『農林水産省』のホームページ内で「うなぎ」が夏バテ予防に効果があると書いてあります。
その理由として
ウナギには、ビタミンA、B1、B2、E、Dのほか、カルシウム、鉄分、亜鉛、脂質(DHA、EPA)、コラーゲンなど、夏バテ予防に必要な栄養素が豊富に含まれています。特にビタミンAは、100グラム食べれば成人の一日に必要な摂取量に達します。
(引用元:農林水産省)
他にも『宇奈とと』のこだわりである「炭火焼き」はうなぎを美味しく食べられるとも書いてあります。
「安い・早い・旨い」をモットーにしているので、注文してから実際に提供されるまでの時間は、他のうなぎ料理店とは比較にならないほど早いです。
そしてお値段も、定番の「うな丼」は一杯590円(税込)と安いです。(写真は拡大表示できます)
※2022年7月1日に550円から値上げしてます。
(出典元:宇奈とと )
その安さゆえに『宇奈とと』はまずいと言われたりもしています。
本当に『宇奈とと』はまずいのかネット上での評価を見てみます。
『宇奈とと』の口コミサイトを見てみると
さて、5分程で着丼。
思っていたよりも大きく、身も厚い。
見た目はまあまあそそられる。だが食してみると予想通りスーパーのパック鰻のレベル。値段なりの味わい。
焼き直したところでその域は出ないのだ。
高級店と然程変わらぬ鰻のハズなのに不思議だ。やっぱり鰻は資本主義だと再確認。
満足感を得たければソレなりの対価を支払うべきなのだ。
(引用元:食べログ)より一部抜粋
という意見もあれば
で、食べてみたのですが、うなぎは身はふっくら柔らかく、甘いタレとも合っていて美味しいですよ。ご飯がちょっと水分少なめなのが気になりましたし、ボリューム少なめではありますが、550円という牛丼チェーン店の限定メニューぐらいの値段でうな丼が食べられるのはリーズナブルでいいですな。
他にも、うなぎが2枚の”うな丼ダブル”やうなぎ大きめっぽい”うな重”、”ひつまぶし”や”うなめし”などありましたので、いろんなうなぎ料理をリーズナブルに食べたい方は寄ってみてはどうでしょうか。
(引用元:食べログ)より一部抜粋
と『宇奈とと』の口コミサイトを見ても人によるといったところでしょう。
とは言え本当に『宇奈とと』がまずいのであれば『宇奈とと』の店舗数が、日本の国内で102店舗(直営14店、ライセンス店87店)と他店舗展開出来るわけがないです。※2022年8月1日時点。
特にコロナ禍の2020年8月にスタートしたライセンス事業で、2年足らずでライセンス店が87店舗も新規オープンしています。(現在もフランチャイズ店募集中)
「うなぎ料理専門店」として、リピーターのお客さんが居ることで成り立っているので、味よりも値段に満足している人が多いことが分かりますね。
気になるのは『宇奈とと』のうなぎはホームページでうなぎの産地を掲載していません。
ホームページ内での「こだわり」でも、タレ・米・炭火焼きにはこだわっていますが、「うなぎ」については「低価格で気軽に楽しむ」とだけ書いてあります。
これだけ安くうなぎ料理を提供出来てることからも、『宇奈とと』のうなぎが国産で無いことは確かでしょう。
2022年8月1日の「ITmedia ビジネスオンライン」の記事内にて『宇奈とと』のうなぎは中国産であることを公表しました。
とは言え、流石に『宇奈とと』も世界的な物価上昇のため、2022年7月1日より『宇奈とと』のメニューの値上げに踏み切りました。
さらなる値上げも予想されますが、備忘録として価格改定一覧を掲載しておきます。
◆改定価格
メニュー名 2022年6月30日までの価格 2022年7月1日以降の価格
うな丼 550円 590円
うな丼ダブル 1,000円 1,100円
うな重 880円 960円
うな重上 1,430円 1,580円
うな重特上 1,650円 1,800円
ひつまぶし 880円 1,100円
ビックリ重 2,200円 2,500円
蒲焼(腹) 950円 1,050円
蒲焼(尾) 860円 910円
※上記表の「2022年6月30日までの価格」は店内飲食の価格となります。価格は全て消費税込みです。
『宇奈とと』のメニューが値上げすることは仕方がないと個人的には思いますが、後はお客さんがどう見るかでしょうね。
『宇奈とと』のメインメニューの「うな丼」は40円の値上げですが、他のメニューの値上げ幅は100円から最大で300円もの値上げなので、気軽に通えるお店では無くなってしまうのかもしれません。
とは言え、知らない人も多いと思いますが『宇奈とと』の親会社は「 G-FACTORY(ジーファクトリー)(株)」で2016年9月に東証グロースに上場しています。
その『宇奈とと』の親会社の事業内容は「経営サポート事業」がメインで「飲食事業」として『宇奈とと』やその他の飲食店を経営しています。
勿論、「飲食事業」のメインは『宇奈とと』です。
『宇奈とと』は今回の値上げを乗り越えて、更に店舗数及び業績を伸ばしていけるのか注目ですね。
コメント