最近町中で見かける冷凍自動販売機の『ど冷えもん』とは?安全性は?

ここ最近は、無人販売所が人気ですね。


メリットとしては人件費を抑えられ、24時間365日営業が出来ると言うことですね。
性善説で成り立つビジネスモデルですが、やはり商品代金を払わないで持ち去るというニュースもよく聞きますね。

そこで冷食用自販機ブームとなっている製品が冷食用販売機『ど冷えもん』です。(写真は拡大表示できます)

(出典元:サンデン・リテールシステム株式会社

『ど冷えもん』は2021年に初の屋外対応の冷凍自動販売機として販売されました。
屋外対応なので必要最低限のスペースで、電源さえあればどこでも設置可能と言うのが最大の魅力ですね。
しかも24時間年中無休で稼働できて人件費もかからないので、導入するメリットは大きいです。

自動販売機の冷凍版なので、無人販売に比べて盗難リスクが限りなく低いのが特徴ですね。
更に無人販売所のように「店舗」や「監視カメラ」も必要ないので低コストで設置出来ます。

その『ど冷えもん』はサンデン・リテールシステムが販売しています。
そして『ど冷えもん』は国産なのでメンテナンスも万全ですね。

『ど冷えもん』を開発したサンデン・リテールシステムですが、2019年から開発を進め、2021年1月に販売したところ瞬く間に大人気商品となり、2022年3月末時点で3,000台以上を日本全国で設置済みとのことです。

何と言っても『ど冷えもん』の設置場所は、屋外対応のため場所を選ばないのが特徴です。


更にお客さんからも『ど冷えもん』の設置場所や「どのような商品が購入できるか」といった疑問に応えるために開発された『ど冷えもんGO』というアプリをインストールすることにより、『ど冷えもん』の設置場所や「商品」の検索が出来るようになりました。※2022年7月23日時点ではiPhoneのみ対応。

『ど冷えもん』の評判は上々で、度々メディアでも取り上げられています。
特に「麺が伸びてしまうため」と言う理由から、デリバリーが難しいとされるラーメンにとっても救世主となりました。

『ど冷えもん』とラーメンの相性も良く、冷凍することでお店の味を自宅で再現できると大人気です。
特に『ど冷えもん』のラーメンが食べられる「ヌードルツアーズ」は「丸山製麺」が運営していますが、全国の有名店のラーメンを味わえると評判で、現在は毎月約10店舗ペースでオープンしており2022年7月23日時点では日本全国で130店設置済です。

勿論、『ど冷えもん』はラーメンだけでなく、商品のサイズが最大、幅220mm×奥行170mm×高さ96mmの大きさなら冷凍出来る商品であれば、お弁当でも、もつや、うなぎといったものまで販売出来ます。

『ど冷えもん』の評判の高さから大手外食チェーンのリンガーハットも、ちゃんぽんや皿うどん、餃子、チャーハンなどの冷凍食品を販売する自販機を店舗に設置しています。

更には松屋フーズは、牛めしの具やカレー、牛めしバーガーなどを冷凍食品として販売するなど、大手メーカーも参入しています。

そうした背景からも『ど冷えもん』を開発したサンデン・リテールシステムも、商品の売上目標が立てられないほどの大ヒット商品になっています。

『ど冷えもん』が人気の理由の一つはオプションで「冷凍自販機」の『外装ラッピング』が可能なので、シズル感のある写真で購買意欲を高めたり、設置場所に合わせたおしゃれなデザインで演出性を高めたり、自由に活用出来る点でしょう。

勿論ですが、商品の販売価格も自由に設定できます。


『ど冷えもん』の一番の魅力はオプションで、パソコンやスマートフォンで販売情報や在庫管理が出来るので、売り切れや機械の故障などによる販売機会の損失などを防ぐことが出来るといった利点があることでしょう。(画像は拡大表示できます)


(出典元:サンデン・リテールシステム株式会社

そしてこれもオプションですが、電子マネーやQR決済など「キャッシュレス」にも対応したりと現代社会のニーズにも対応していることも『ど冷えもん』の魅力の一つですね。

そんな『ど冷えもん』のラインナップも4種類に増えています。

従来の『ど冷えもん』そして冷蔵・冷凍の切り替え売に対応した『ど冷えもんNEO』、薄型モデルの『ど冷えもんSLIM』、他の機器等と連結が可能なモジュラータイプの『ど冷えもんMODULER(モジュラー)』と色々な用途に合わせて使い分けすることが出来ます。

特に『ど冷えもんMODULER(モジュラー)』は「マルチ・モジュール・ベンダー」と言って、一台の自動販売機内で飲料はもちろん、弁当・おにぎり・惣菜パンなどの食品に加え、文房具や日用品など食品以外の商品まで幅広く販売することが可能だと言うことです。※屋内設置型

今回はメインの商品の『ど冷えもん』の性能を紹介します。
外形寸法は幅1030✕設置奥行833✕高さ1830(いずれもミリメートル)
製品重量は290キロ
製品電力は100V(50/60Hz)
消費電力は573W
冷却性能(※使用環境-10℃~35℃)で冷凍機能は-25℃~-18℃
になります(すべてカタログ公表値です)

気になる『ど冷えもん』の価格ですが参考価格として約200万するようです。
それに上記で紹介した様々なオプションもかかるので、資金に不安のある方は最初はリース契約した方が良いと思います。

「JiHAN」と言う自販機設置・レンタル専門店なら5年契約で月々2万円~となっています。

ただ本社が福岡なので、東京の方が良いと言う方であれば「株式会社エヌケービー」では購入、レンタル、リース可能で、「24時間お問合せ窓口」や「24時間安心保障」という損害保険金が保証されたサービスは冷凍自販機販売を安心して導入出来るでしょう。
※ 補償される範囲:天災(火災・落雷・風水害)、盗難、いたずらによる損傷、破裂・爆発による損害

他にも「CQREE(シークリー)」や「コスモ機器㈱」なども『ど冷えもん』の製品を取り扱っています。

もし『ど冷えもん』の導入を検討中であれば、上記の会社に一度相談しても良いかもしれませんね。

しかも『ど冷えもん』導入には補助金が出る可能性も高いようです

ただ、設置するのに必要な手続きとして
1.所轄の保健所に営業届出申請(無料)
2.食品衛生責任者講習会受講
などが必要とのことで、更に自分で製造する場合は「冷凍食品の販売に必要な許可と届出」を事前にチェックしておいたほうが良いでしょう。

冷食用自販機は、今のところ『ど冷えもん』だけなので人気は当分続くでしょう。

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