ESFJ 相性・性格・適職・有名人

16Personalities性格診断において、ESFJは特定の性格タイプとして識別され、領事館タイプとしても知られています。

今回の記事ではESFJの性格的特徴や傾向、適した職業、恋愛、相性について紹介します。

また、ESFJとされる芸能人も挙げてみましょう。

▼MBTI診断について詳しく知りたい方はこちら

MBTI（マイヤーズ＝ブリッグス・タイプ診断）とは、人々の性格を16の異なるタイプに分類するための診断ツールです。この診断は、個人が自己申告した情報を基にして、性格を診断します。下記のサイトでMBTI診断を無料で試せます。

16Personalities（16パーソナリティ診断）は、人の行動や思考の傾向などを16の異なるタイプに分類するテストです。
このテストは、広く知られた性格診断テストであるMBTI診断の4つの指標を基にしています。
その中で、「ESFJ（領事官型）」は以下のように分類されます。

エネルギーの方向性：E（外向型）/ I（内向型）
物事の受け取り方：S（感覚型）/ N（直感型）
意思決定の方法：T（思考型）/ F（感情型）
物事の進め方：J（判断型）/ P（認知型）

ESFJは他者への共感が豊かで思いやりに満ちた性格です。
人間関係の築き方を大切にし、チームや組織で円滑な人間関係を促進する役割を果たすことができます。
他人の役に立つことに喜びを感じ、飲み会の主催やイベントの企画にも積極的に関わることがあります。

スケジュールをきちんと立てることを好む性格であり、休日や旅行の計画を事前にしっかり考え、計画的に進めようとします。
計画通りに進まないときには、イライラしたり自己嫌悪に陥ったりすることもあります。

安定した生活を好み、急激な変化を嫌います。昔からの慣れ親しんだものを大切にし、落ち着いた生活を望んでいます。

社交的で思いやりがある一方で、時折繊細で他人の評価を気にする傾向があります。
細なことで傷ついたり、人間関係に悩んだりすることがありますが、それも彼らの特徴の一部です。

領事官型、またはESFJは、協調性があり、どんな相手に対しても親切であるという特長があります。

思いやりに富み、誰かが困っているとすぐに手を差し伸べることができます。
そのため、彼らは信頼され、さまざまな人に好かれる傾向があります。
空気を読むことが得意で、彼らがいると雰囲気が和むことがよくあります。

また、ムードメーカーの一面もあり、彼らがいるだけで周囲に安心感をもたらします。
しかし、同時に繊細な一面もあり、他人の軽い一言に敏感に反応してしまうことがあります。

周りの評価に神経を使い、本来は断りたいことでも引き受けてしまうことがあります。
嫌なことを押し付けられることもあり、ストレスがたまりやすいので注意が必要です。

ESFJ（領事官型）の性格的特徴5つ

①心の優しい平和主義者

ESFJは誰に対しても優しく、気配り上手であり、困っている人を放っておけない性格です。
これにより、周囲からの信頼も厚いとされます。

②世話好きで他人を優先

ESFJは他人の世話をすることが好きで、相手を自分よりも優先します。
自分のスキルを惜しまず提供し、頼りにされることが多いです。

③協調性があり社交的

ESFJは優れたコミュニケーション能力を持ち、チームの結束力を高めることが得意です。
社交的であり、他人の感情や考えを敏感に察知して行動します。

④頼まれると断れない

ESFJは思いやりがあり、他者を助けることに強い意欲を持っています。
そのため、頼まれるとなかなか断ることができず、責任感が強い傾向があります。

⑤繊細で傷つきやすい

ESFJは周囲の評価に敏感で、他人の意見や評価が気になりがちです。
ネガティブな評価に敏感で、ストレスを感じやすい傾向があります。バランスを考え、自己の価値観や目標を大切にすることが重要です。

「ESFJ-T」と「ESFJ-A」の違い

異なる側面の比較
ESFJ（領事館型）は、「ESFJ-T」と「ESFJ-A」に細分化されます。
TとAはそれぞれ「神経性」を示し、Tは神経性が高いことを、Aは神経性が低いことを示します。

簡単に言えば、T型は神経質で繊細であり、A型は楽観的でポジティブな性格です。
ESFJのT型とA型は、基本的なESFJの性格に以下の要素を追加したものです。

ESFJ-T（神経性・慎重型）

・神経性が高く、精神が不安定になりやすい
・ネガティブ思考
・ストレスを抱えやすい
・周りの目を気にする
・他人の感情の微妙な変化に敏感
・自己肯定感が低い

ESFJ-A（自己主張型）

・神経性が低く、精神が安定している
・ポジティブ思考
・ストレスに強い
・はっきりと主張する
・楽観的で鈍感
・自己肯定感が高い
・ESFJ（領事館型）の特徴
・気疲れ　ESFJの特有の状態

ESFJ（領事官型）は純粋に「みんなと仲良くなりたい」と考え、争いごとも嫌いです。
周囲に気を配ることが常であり、その結果、気を配りすぎて疲れることもあります。

孤独を嫌うため、いつも友人たちに囲まれて過ごすことを望みますが、本人は楽しく過ごしているつもりでも、家に帰ると充電が切れたように疲れ果てることもあります。

人間関係や仕事でも人望が厚く、さまざまな人から相談を受けることもESFJに特有のものです。

【ESFJのあるある】

・何か手助けしたときに感謝の言葉がないと気になる
・褒められると、ますます他人に親切にしようとする
・面倒な仕事も頼まれることが多いが、なかなか断れない
・親しい知人や家族から人生相談を持ちかけられることが多い
・周りの自分への評価が気になる
・おもてなしの才能がある
・一人で過ごすのが苦手
・自分に対する否定的な評価を聞くと、長くモヤモヤと気にしてしまう
・八面六臂の活躍をしても、周囲に気づかれないか気にしている
・予測できない事態が発生すると、ストレスがたまり不安になる

ESFJ（領事館型）の長所

癒しの存在
ESFJ（領事官型）は、その性格の良さで他の全てのタイプを凌駕するとされています。
男女を問わず、彼らは慕われる心優しい人物です。

相談しやすい雰囲気を持ち、そのため同性からも高い支持を受けることでしょう。
彼らは人当たりが良く、愛想も抜群で、場を和ませるムードメーカー的存在です。

困っている人にはいつでも手を差し伸べることを惜しまず、「この人のために何ができるか」と利他的に考えます。

ESFJ（領事館型）の長所

・全ての人に対して優しい
・協調性があり、人間関係を築くのが得意
・人望が厚い
・文句を言わない
・頼りがいがあり、信頼される
・ムードメーカー
・社交性が高い
・頼りになる
・連絡を頻繁に取る
・真面目
・謙虚
・親切
・責任感がある
・不満を口にしない
・怒りにくい
・平和主義

ESFJ（領事館型）の短所

傷つきやすい一面

ESFJ（領事官型）は、極めて繊細で傷つきやすい性格です。
相手の何気ない言葉でも気になり、それが原因で落ち込んでしまうことがあります。
人々の評価に敏感で、すぐに不安に陥る傾向があります。

また、人から嫌われることを避けるあまり、はっきりとNOを言えない一面もあります。
嫌なことでも頼まれたら断れず、時にはキャパオーバーになることもあります。

周囲の評価を気にしすぎるため、ストレスを抱えやすく、孤独感を感じやすいです。
また、集団に影響されやすく、八方美人だと見られることもあります。

ESFJ（領事館型）の短所

・柔軟性が不足している
・NOと言いづらい
・八方美人の傾向がある
・孤独を感じやすい
・論理的な思考が苦手
・ストレスが高まると感情的になりやすい
・自己犠牲が強い
・不安になりやすい
・創造性が低い
・変化に弱い
・傷つきやすい
・視野が狭い
・計画に執着する
・公私混同してしまう
・生産性が低い

ESFJ（領事館型）の日本人における割合

ESFJ（領事官型）の日本人における割合は6.75%で、16タイプの中では6番目に多いです。

さらに、T型A型を各16タイプに加えて32タイプに分類した場合の割合は、

⚫︎ESFJ-T（領事館・神経型） 2.99%（第11位）
⚫︎ESFJ-A（領事館・自己主張型） 3.76％（第8位）

となっています。日本人の中では比較的一般的な性格タイプであり、T型とA型で大きな差は見られませんが、ポジティブな気質を持つA型の方がやや多いようです。

ESFJ（領事官型）の適職

ESFJ（領事官型）が向いている職業は、「他者のサポートになる」実感を得られる環境です。
他人に導きやサポートを提供する仕事で満足感を感じることがあります。

一人での業務よりも、多くの同僚と協力して働くことで安心感を得られる傾向があります。
彼らは責任感を持って仕事に従事し、チームにとって重要な戦力となります。
人間関係が篤いため、仕事の評価も高いでしょう。

ESFJには適さない仕事は、臨機応変な対応が求められる職務や、単独で単調な業務を行う環境の仕事です。

・ルーティンが決まっており大きな変化が少ない職場
・チームで一つの目標に向かう仕事
・上司や部下の間に入り潤滑油となる役割
・コミュニケーション能力が必要となる職場
・ルールや作業工程が明確でわかりやすい仕事

【ESFJの適職】

・営業事務
・教育者
・幼児教育者
・医師
・看護師
・栄養士
・塾講師、チューター
・飲食店のスタッフ
・コールセンター
・ケースワーカー
・理学療法士など
・保育士
・看護師
・介護福祉士
・言語聴覚士
・理学療法士
・作業療法士
・人事担当者
・経理担当者
・ホテルスタッフ
・カウンセラー
・ソーシャルワーカー
・図書館司書

ESFJの向いていない職業の傾向

・想定外のことが多く臨機応変な対応が求められる
・批判的な人や攻撃的な人が多くいる
・アイディアやクリエイティビティを求められる
・ルールが厳しくなく自由な風土の職場
・人との交流が少なく孤独になりやすい環境

【ESFJの向いていない職業】

・救急救命士
・救命医
・警察官
・エンターテイナー
・フリーランス
・舞台俳優
・マジシャン
・プログラマー
・ジャーナリスト
・航空管制官
・開発担当者
・企画担当者
・アナウンサー
・弁護士

ESFJ（領事官型）の恋愛傾向

ESFJ（領事官型）は、相手に対して徹底的に尽くす傾向があります。
相手の喜ぶ姿を考え続け、愛情を注ぐことが得意です。

恋愛においては、お互いに与え合う関係を望んでおり、自ら愛情を注ぐだけでなく相手からの愛情も求める性格です。
愛情表現がないと、「嫌われているのではないか」と簡単に不安になります。

自分がどう見られているかに敏感なので、少しでも厳しい言葉を受けると傷ついてしまうことがあります。
不安になると感情的になる傾向もあります。

【ESFJの恋愛傾向】

・恋人に対して徹底的に愛情を注ぐ
・安定した落ち着いた恋愛を好む
・相手の社会的な地位や周囲の評価に敏感
・相手の周囲からの評価が気になる
・愛情表現がないと即座に不安になる
・サプライズが好き
・既読スルーには敏感
・波乱のある恋愛よりも穏やかで安定した関係を望む
・苦しい時には、献身的なサポートを惜しまない姿勢

ESFJ（領事館型）の相性

ESFJ（領事館型）の相性について、男女や異なるタイプとの関係性に焦点を当てています。
相手のタイプを理解することで、人間関係の構築に役立つかもしれません。

ESFJ（領事館型）との良好な相性の例

・INTJ（建築家）: 相性が良く、お互いを尊敬し合えます。
一緒にいることで新たな視点が得られ、弱みを補い合えます。
ESFJはINTJの聡明さに引かれ、共に楽しい時間を過ごせます。

・ENTP（討論者）: 一緒にいると非常に居心地が良く、相互にプラスの影響を与えます。
互いの長所と短所が補完され、問題解決が得意です。
ビジネスパートナーシップも築けるでしょう。

・ISFP（冒険家）: ESFJとISFPは似たような考え方を持つ関係です。
行動傾向は異なりますが、理解し合うことで建設的な関係を築けます。
お互いを尊重すれば、長続きする素晴らしい関係になります。

・ESTJ（幹部）: 似た者同士で打ち解けやすく、すぐに親しい関係になります。
仕事面でも協力しやすく、共同で成功を収めることができます。

ESFJ（領事館型）との相性が悪い例

・INTP（論理学者）: 最悪の相性で、お互いを理解できず、良い部分を引き出せません。
考え方が対照的で、頻繁に衝突します。
ESFJは平和主義なため、この衝突がストレスとなります。

・ENTJ（指揮官）: 尊敬の念はあるものの、理解が難しい関係です。
心理的な共通点がないため、相手が謎めいた存在となります。
お互いに距離を保ちつつ、尊重の態度が必要です。

・ISFJ（擁護者）: 心優しく利他的な性格同士ですが、内向型と外向型の違いから理解が難しくなります。
これが大きなストレスとなり、互いに苦手な存在になりやすい傾向があります。

ESFJ（領事館型）の有名人・芸能人

ESFJ（領事館型）に分類される有名な個性や注目の人物、国内外の芸能人について紹介します。
公式に確認された情報ではなく、あくまでESFJの性格を考慮してみる際の参考としてお考えください。

【ESFJに関連する著名人・芸能人】

・アンドリュー・カーネギー（事業家、慈善家）
・篤姫（歴史上の人物）
・明石家さんま（お笑いタレント）
・出川哲朗（お笑いタレント）
・長嶋茂雄（野球選手）
・和田アキ子（歌手、タレント）
・松浦亜弥（歌手、アイドル）
・尾田栄一郎（漫画家）
・葉加瀬太郎（バイオリン奏者）
・テイラー・スウィフト（シンガーソングライター）
・マライア・キャリー（歌手）
・BLACKPINK　リサ（韓国のアイドル）
・ITZY　イェジ（韓国のアイドル）
・Kep1er　江崎ひかる（韓国のアイドル）
・ジョー・バイデン（米大統領）