【ENTJ(指揮官)性格】の特徴は?特徴・相性・あるある・割合などを徹底解説します。

MBTIは、人々の性格をいくつかの側面で分類するためのツールであり、心理学者のカール・ユングの理論に基づいています。

今回は、「ENTJ(指揮官型)」の特徴や一般的な性格、INTJに共通する経験、相性、そして日本の人口における割合などに焦点を当てています。

目次

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ENTJ(指揮官)の性格について


ENTJ(指揮官型)は、まさに生まれついてのリーダー!自分に確信があり、どんなに野心的でもあります。
責任感も強く、チームや組織をまとめるのが得意です。


他人と協力するよりも、「私についてきなさい」と言うタイプで、時折独裁的に見えることもあります。
自分の進むべき道に強い意志を持ち、「来るものは拒まず、去るものは追わず」というスタンスを採ります。

消極的な態度が嫌いで、周りの評価を気にせず自分の信念に基づいて行動します。
はっきりした好き嫌いがあり、裏表のない率直さに憧れる人もいますが、同時に敵を作ることもあります。

ENTJ(指揮官)は、4つのアルファベットで構成される個性のタイプであり、これは「16 Personalities性格診断」において、以下の4つの指標×2つのタイプの組み合わせを示しています。

興味・関心の方向: 内向型(I)と外交型(E)
物事の見かた: 感覚型(S)と直観型(N)
判断のしかた: 論理型(T)と感情型(F)
物事への姿勢: 判断型(J)と知覚型(P)

要するに、ENTJ(指揮官)の人々は、外交型(E)、直感型(N)、論理型(T)、判断型(J)の4つの性格的特徴を持つ傾向があります。
これらの特徴がENTJ(指揮官)のタイプの人々にどのように表れるかについて、それぞれ解説していきます。

外交型(E)

ENTJ(指揮官)の「E」は、興味や関心が他人に向く「外交型」を表します。
彼らは多人数とのコミュニケーションに優れ、自分の意見を発信することや他人の思いを聞き出すことに巧みです。

ENTJ(指揮官)のタイプは、集団のリーダーシップを常に取り、非常に優れたコミュニケーション能力を持っています。
外交型の最高峰で、他人と深く関わろうとする性格と言えるでしょう。

直感型(N)

ENTJ(指揮官)の「N」は、現実主義よりも理想主義を重視する「直感型」を表します。
柔軟に物事を見ることができ、未経験の施策を実行することも得意です。

ENTJ(指揮官)のタイプは、理想を掲げて集団を統率し、非常にビジョナリーな性格と言えます。
創造的に理想を考え、できないことはないと考えているでしょう。

論理型(T)

ENTJ(指揮官)の「T」は、主観的な感情よりも客観的な論理を重視する「論理型」を表します。
冷静に判断できる性格であり、組織のトップにふさわしいとされます。

ENTJ(指揮官)のタイプは、どの判断も冷静で論理的に行いますので、大きな誤りはありません。
ただし、他のメンバーと異なる判断をすることで、冷徹な印象を与えることもあります。

判断型(J)

ENTJ(指揮官)の「J」は、物事を素早く計画し進める「判断型」を表します。
秩序やルールを尊重し、組織の規律に大きな影響を与えます。

ENTJ(指揮官)のタイプは組織の安定化に積極的に取り組むため、チームにとって心強い存在となります。

【ENTJ-AとENTJ-T】性格の違いと特徴

ENTJ-Aの特徴

ENTJ-Aは強力な指導者としての特質を有しています。
自信に満ち、自己主張が強く、决断力を兼ね備えています。

彼らは自身のビジョンを鮮明に持ち、周囲を導き、効果的な結果を求めます。
また、情報を分析し、冷静な判断を行います。

課題や問題に対して戦略的アプローチを取り、適切な解決策を見つける能力があります。
ENTJ-Aは組織内で影響力を持ち、チームを指揮し、目標達成に向けてメンバーを奮い立たせます。
さらに、強い意志力と責任感、全力で目標達成に取り組む姿勢が特徴です。

ENTJ-Aは効果的なリーダーシップを発揮し、組織やプロジェクトの成功に寄与します。
自信と决断力に裏打ちされた行動力を持ち、困難な状況でも冷静に対処し、解決策を見出す能力があります。
その特徴には強力なリーダーシップ、戦略的な思考、強固な意志、决断力、行動力などが含まれます。

ENTJ-Aはビジネスや組織の最高責任者として活躍し、効果的な行動を通じて目標を達成します。
自身の強みを活かし、自らのビジョンを追求することで、成功を収めることができるでしょう。

ENTJ-Tの特徴

ENTJ-Tは強力なリーダーシップの特質を有する一方で、内向的な一面も持っています。
彼らは目標達成に向けて効率的な手段を見つけ、計画性や組織力に優れています。
また、分析力や冷静な判断を兼ね備え、情報を客観的に評価し、効果的な戦略を立てることが得意です。

ENTJ-Tは柔軟に状況に対応し、臨機応変な判断を下す能力を持っています。
変化に適応し、新しい状況でもリーダーシップを発揮できます。
また、意思決定においては客観的な情報を重視し、論理的な分析に基づいて選択します。

一方で、ENTJ-Tは内向的な傾向があり、自己分析を行い、自身の行動や意思決定を批判的に考える傾向があります。
自己のパフォーマンスや目標達成に対して厳しい目を持ち、常に自己成長を追求します。

ENTJ-Tの特徴には強力なリーダーシップ、計画性、組織力、分析力、柔軟性、自己批判的な性格が含まれます。
組織内で効果的なリーダーシップを発揮し、変化に対応しながら目標を達成できます。

分析力や柔軟性を生かし、自己成長を重視することで、より良い結果を得ることができるでしょう。

ENTJ(指揮官)との相性

ENTJ(指揮官)と良い相性

ISFJ(擁護者型):お人好しな縁の下の力持ち

適合度: 最高 (★★★★★)

全ての組み合わせの中で最高の相性。

最良のマッチングと言えるでしょう。
お互いが自然に補完し合い、助け合う関係を築くことができる、最高の相性です。


共通して持っているのは、お互いに最後まで粘り強くやり抜く信念です。
同時に、相手の長所を尊重し、素直に認めることができる点も特筆すべきです。

ENTJの人はISFJの人の思いやりや物事の裏にある意味を理解する力を尊敬し、ISFJの人はENTJの人が目標に向かって他を引き寄せて実践的に進んでいく姿勢を尊敬します。

お互いが素直に相手の長所を評価できるため、ほとんど対立することはありません。
衝突があったとしても、自然と良好な関係に戻ることができます。

最初は興味や心理的な態度に差があるように感じられるかもしれませんが、実際はそれが越えられれば、相性の良さが浮き彫りになり、意気投合することでしょう。

見かけ上は相反する性格でも、認知パターンのリズムが合致しているため、自然な形でお互いに適応することができます。

お互いの違いはむしろ刺激となり、お互いの長所を素直に認め合い、短所は補いあう関係性が生まれます。

この関係は家庭を築くためや困難を乗り越えるために最適であり、時間が経つにつれてより深くかけがえのないものになることでしょう。

ENFJ(主人公型):人を励ますコミュニケーター

相性度: 高い (★★★★☆)

同じ方向を向いた共通の目標を持つのに最適

似通った属性を共有するため、円滑な関係が築きやすい相性です。

お互いに共感できる点が多いため、初対面から「この人はどこか自分に似ているな」と感じ、親密なつながりを感じることでしょう。

この二人の間に大きな障害はほとんどなく、健全な関係を築くことができます。

特に共通の目標を達成するために協力し合うには理想的な相手です。
似通った属性ゆえ、楽しいひとときを過ごせることでしょう。

ただし、似たもの同士であっても、物事の認識や判断の仕方に微妙な違いがあるため、関係が深まると「何か違うな」と感じる瞬間も生じるでしょう。

こうした場合は、強制的に距離を縮めるのではなく、一定の距離を保ちつつ関わることが、良好な関係を維持する秘訣となります。

どちらかがストレスを抱えて威圧的になり、相手の弱点を非難するようなことがあれば、関係は悪化する可能性があります。

似たもの同士であるがゆえに、相手の欠点が自分にも当てはまることから、余計にイライラが募ることもあります。

また、この関係の課題として、二人とも同じ問題に対してつまずきやすいという一面もあります。

その場合、問題が発生してもお互いに励まし合って終息してしまうことがあります。

この二人では新しい視点がなかなか入りにくいため、局面を打開することが難しいかもしれません。

ただし、元々親和性が高いため、いくつかのポイントに気を配れば、きっと居心地の良い関係を維持できるでしょう。

ESFP(エンターテイナー型):感性豊かなお調子者

相性:良い(★★★★☆)

刺激的で活気に満ちた関係

このつながりは、一緒にいると「楽しい!」と感じることが頻繁にある相性です。

これは、自分が苦手と感じ、改善しようとしている自身の弱点が、相手の強みに近いことが理由です。

おそらく、相手が得意とすることを難なくこなす様子に、無意識のうちに尊敬と好意を抱くでしょう。
それは非常に自然なもので、心地よさも感じられるはずです。

こうした二人が、お互いの利点と不足をうまく補完し合うと、互いに刺激を与える活気ある関係を築くことができます。

お互いの利点には、公平性に基づいた秩序を見つけようとするENTJのシステマティックで戦略的な態度や、今この瞬間を楽しむ姿勢や素直で自由な態度を持つESFPなどが代表的です。

おそらく、そうした相手の長所を観察することで多くの洞察を得ることができるでしょう。

ただし、相手の方法を模倣しようとしても通常は上手くいかないことがほとんどです。
相手の利点は自身の不足に近いためです。異なるタイプであればアプローチも異なります。

一方が失敗や停滞に直面したとき、もう一方が控えめに手を差し伸べるのがベストです。

時折、お互いの行動パターンの違いから、期待を裏切られたと感じることもあるでしょう。

生活や仕事のリズムの違いも課題になり得ます。

この二人の関係は、互いに刺激し合って活気づく傾向がありますが、過度な活気は不良な影響を与えることがあります。

そんな時は距離を置いて冷静にすることも必要です。

お互いの利点を認め合い、不足を上手に補完できれば、最良の関係が築けるでしょう。

適切な役割分担でお互いに支え合い、相手から学びながら共に成長することが理想的です。

INTP(論理学者):知性の探求者

相性: 良い(★★★★☆)

興味関心が類似していて共感がある

お互いの興味関心がかなり一致しており、引かれるような関係です。
似た者同士で、同じテーマに興味を抱くことが多いようです。

共に事象の総合的な観点を持ち、関連性や解釈を行うのが得意です。
アイデアや概念に関心を寄せ、抽象的で理論的な傾向があります。

ただし、この傾向が強まると個々の出来事への詳細な観察が軽視されることがあります。

このバランスを取ることは心理的な課題でもあります。

共通する要素があるため、一緒にいることが心地よく感じられることでしょう。

手段は異なっても、大まかな目標や方向性は基本的に一致しています。

ただし、時折物事の認識や態度の違いにより不和になることもあります。
双方には、外向型と内向型の違いも存在しています。

一方が自分の意見にこだわり相手を受け入れなくなると、不信感が増していくでしょう。

そのような時には、少し距離を取りクールダウンさせる必要があります。

本質的に相性は良いので、お互いの違いを認め合い建設的な関係を築くことができます。
共通のテーマに向かって、一緒に成長していくことが可能です。

細かな違いを責めるよりも、大局的な視点を共有し合えば、非常に有益で意味のある関係が築けるでしょう。

ENTJ(指揮官型):主導権を握るリーダー

相性: 良い (★★★★☆)

同じカテゴリ同士で共感する

同じ類の人たちなので、物事の捉え方や態度が非常に似通っており、心理的な障壁はほとんど存在しません。

似たもの同士として、お互いに共感し、すぐに打ち解けることができます。
共通の興味や視点があるため、会話の中で「それ分かる!」という感覚が頻繁に生まれるでしょう。

どんな活動でも、お互いの言動を理解しやすいため、リラックス感があり、自然な形でお互いを肯定し合う関係が築かれます。

対立が生じることは滅多にありません。

また、感覚が類似しているため、お互いの学びや気づきをスムーズに受け入れることができます。
相手から学ぶことで、自分の成長につなげることも可能です。

ただし、似ているため、時折刺激が不足し、退屈を感じることがあります。

この関係の中では、予測できる出来事から得られる刺激が限られるためです。

苦手なことや避けがちなことも似ているため、問題が発生した場合に上手く克服できないこともあります。

さらに深い関係を築くためには、時折どちらかが異なる性格を取り入れる必要があります。

これは、二人の関係に欠けている要素を補う試みです。

たとえば、両者とも内向的な場合、一方が外向的な役割を果たすことで、典型的な失敗や停滞を乗り越えることができるでしょう。

このように、バランスを取りながら時間をかけて関係を育むと、元々良好だった関係はより一層深化していくでしょう。

INFJ(提唱者型):静かな理想主義者

相性:良い(★★★★☆)

引き寄せられつつも、反発もある……

お互いに対象となる存在がどこか神秘的で魅力的だと感じ、引き寄せ合う関係です。

将来に対する展望が共通しており、共通の興味も多いため、会話が退屈になることはほとんどありませんでしょう。
共通の話題に触れ始めると、話が途切れることなく続くかもしれません。

また、お互いの抱える課題に対しても理解を示し、共感的に聞き入れることができます。
こうした対話が深まると、関係は急速に発展します。

ただし、関係が進むにつれて、やがて衝突が生じることもよくあります。

共同で取り組もうとする際には、お互いの認識の違いが露呈します。
話しているだけでは気づかなかった違和感が浮き彫りになり、戸惑うこともあるかもしれません。

特にお互いの特徴が顕著になると、内向的なタイプは慎重になり、活動量を抑える傾向がありますが、外向的なタイプは積極的になりがちです。

そのような状況では、お互いが理解しきれずに衝突することがありますが、それでもすぐに和解し、仲良くなるでしょう。

この関係は、引き寄せつつも反発するというパターンを繰り返します。

こうした繰り返しの中で、お互いの不足している部分が徐々に補完され、関係はより良いものに変化していきます。

相性は決して悪くはないので、辛抱強く関係を築いていくことが良いでしょう。

ENTJ(指揮官型)と普通の相性

ENTP(討論者型):創造と革新を目指す起業家

相性: 普通 (★★★☆☆)

類似点があるように見えますが、実際には異なります。

この結びつきは、4つのアルファベットのうち3つが共通しているため、初めて見たときは互いに似ているように思えるかもしれません。

確かに、初対面から急速に仲良くなることもありますし、共通の関心事があり、話題に事欠きません。


しかし、実際には両者の主要な心理機能にはあまり共通点がありません。

そのため、考え方や物事の認識の仕方はかなり異なります。

付き合いが深まるにつれて、これらの違いが問題を引き起こすことがあります。

類似点がある部分では、対抗心が生じやすい関係でもあります。
おそらく、お互いが普段使っている心理機能が類似しているためです。

「なんだか気に入らない!」という感情が敏感になります。

意思決定の場面では、一方は相手を「優柔不断だ」と感じ、もう一方は相手を「軽率だ」と感じるなど、反りが合わない瞬間もあります。

ただし、これらの二人は興味関心が似通っており、特に相性が悪いわけではありません。

例えば、お互いに論理的で目標志向が強いという共通点がありますが、ENTPは新しいアイデアを求める一方で、ENTJは効率や計画性を重視するなど、異なるアプローチがあります。

これらのアプローチの違いを理解し、互いを尊重できれば、十分に有意義な関係を築くことができます。

ESFJ(領事館型):世話好きな頑張り屋

相性:普通(★★★☆☆)

惹かれ合うがどこか理解できない

相性は普通ですが、相互補完的な役割を果たす関係性です。

ENTJはビジョンや方向性を示すのが得意で、ESFJはチームのコミュニケーションや調和をサポートするのが得意といった具合です。

この関係性では、まず最初お互いに心理的な共通点が少ないため相手がどこか謎めいた存在に見え、自分にない何かを持っていると感じます。

相手の行動や考え方に興味をそそられるかもしれません。
そして自分との違いを面白がり、お互いに尊敬しあえる関係を構築することもあります。

しかし、関係が深くなるとばやがて衝突が起こるでしょう。

知り合ったばかりのうちは、ある程度の距離が保たれていて問題にならなかった両者の違いが表面化してくるからです。

両者はタイプを表す4文字のうち真ん中の2文字が異なるため、属性や気質といったものが全く異なります。

すると、無意識のうちに期待していることが真逆だったりします。

そしてその違いを否定的に受け取り、相手を否定したり蔑ろにするようなことがあると関係は一気に悪化します。

そうなると不毛な争いが繰り広げられることになります。

お互いの違いを理解して、近づき過ぎたらある程度の心理的な距離を保つ方が良い関係性を維持できます。

お互い尊重し合えば自分の欠点を補完してくれる貴重な関係性でもあります。

ISTJ(管理者型):クールで真面目な努力家

相性: 普通(★★★☆☆)

快適な雰囲気だけれども、何かが微妙に異なる

この関係は、責任感が強く秩序を求める点など、どこか共通の要素があります。
同時に、不快な部分もお互いが不必要な干渉をしないという形で表れています。

そのため、共に過ごすとくつろげ、快適な気分を味わえるでしょう。
共通の興味を話し始めると、話題は尽きずに盛り上がっていくでしょう。

ただし、仕事などで同じ目標に向かって協力しようとすると、問題が発生しやすくなります。
お互いが無意識のうちに異なる期待を抱いているため、相手の行動に違和感を感じることがあります。

「あれ? あの人のやってることなんか、なんか違うんだよな!」という感覚が生まれます。

また、この二人は外向型と内向型の違いがあるため、問題が生じた場合には内向型の人は外向型の人から距離を置こうとするでしょう。
逆に、外向型の人は自分の意見を主張し、内向型の人の誤りを指摘しようとします。その点でも問題が生じやすくなります。

同じ目標に向けて協力する際は、分業制を採用し、互いのプロセスには干渉せず、結果だけを共有する形がスムーズでしょう。

ただし、問題が生じても結局はすぐに仲直りし、元の快適な関係に戻ることが多いようです。

一緒にいると居心地が良く、つい仕事をさぼってしまう…。そういった相性かもしれません。
むしろ、仕事仲間よりも友達としての方が最適かもしれません。

ESTJ(幹部型):使命感に燃える仕切り屋

相性: 普通(★★★☆☆)

見た目は似ていますが、実際にはかなり異なります。

これらの2つのタイプには、合理性があり責任感が強く、秩序を維持しリーダーシップを発揮するなどの共通点があります。

初めて会ったときは、お互いにうまく話が合うかもしれません。
得意な点やつまずくポイントも似ているため、共感することが多いでしょう。

しかし、見かけとは裏腹に物事の捉え方や感じ方はかなり異なります。

関係が深まるにつれて共に行動する中で、「この人は自分とは考え方が違うな」と感じる瞬間があるでしょう。

そして、同じ目標に向けて協力しようとすると、その違いがより顕著に現れるでしょう。

また、この関係ではお互いが対等であれば良いのですが、どちらかが優位になるとトラブルが発生しやすくなります。

似通った部分が競合することがあります。

そのような状況では、相手を「自分のやり方にこだわる頑固者」と感じるかもしれません。

似ているようで異なる、両者の微妙な違いを互いに尊重し、適度な距離を保つことができれば、共感し合う良い関係を築くことができるでしょう。

ENTJ(指揮官型)と変わった相性のタイプ

INFP(仲介者型):理想を追い求めるアーティスト

相性: 特殊

上司と部下のような関係

この二人の間には、上司と部下のような上下関係が生まれがちです。
一方がもう一方を指導するようなポジションになることがあります。

上司の側(ENTJ)にとって、部下の側(INFP)はどうしても気になる存在です。

なぜなら、上司は部下の弱点や苦手な点をよく理解しているからです。
それは得意な分野であることが一般的です。
そのため、その分野で苦労している部下が気になることがあります。

そして、親切心から、ついアドバイスをしたくなるのは自然なことです。
もちろん、善意で行っているつもりですが、そのやり方が時には管理的で口うるさい、または強引に感じられることがあります。

この行動が上司の自己満足に繋がり、度を越してしまうと部下は監視されているような気分になります。
その関係にいると、緊張感や支配感すら感じることがあります。

このような関係が構築されると、部下は上司に認められるために行動するようになります。
しかし、それでも上司からの称賛は滅多にありません。通常、上司は部下の実力を過小評価します。

なぜなら、上司にとっての得意分野は部下にとっての苦手分野であり、容易に逆転することは難しいからです。

やがて部下はこの管理的な関係にストレスを感じ、第三者に不満を漏らしたり、対策を練ることになるでしょう。

それでも上司の部下に対する興味はなくならず、口を出そうとすることが続きます……。

このような関係が生じやすいアンバランスさに気をつけ、適度な関係に保つことが重要です。

ESTP(起業家):今を楽しむ行動派

相性:特殊

師弟関係のようなつながり

このつながりは、師となる者と弟子となる者のように、お互いが教え導くような関係に向いています。

この場合、以下のようになります。

ESTP=師
ENTJ=弟子

弟子は、自分が苦手だと感じることを師が軽々とこなす姿に憧れを抱きます。

つい「君って本当にすごいね!」と口に出してしまうこともあるでしょう。

これは、弟子が苦手とする心の機能を師が得意としているから生じるものです。

直感的にこの人との交流が自分にとってプラスになると感じるでしょう。

逆に、師は弟子の弱点や苦手な部分に敏感であり、自分よりも劣っている(または手助けが必要)と感じがちです。

しかし、それは実際には劣っているのではなく、相手の苦手な部分が師の得意分野であり、師が得意とする分野に強い関心がないだけです。

このようにして、師弟関係のような非対称なつながりが生まれます。しかし、これは必ずしも悪いものではなく、むしろ強い結びつきを生み出すことがあります。

このつながりは、確かに弟子にとっては多くの学びと成長の機会があります。

しかしながら、実際には師も弟子から学ぶべきことがあり、気づけば師も大きな利益を得られるでしょう。

なぜなら、それは本人が気づきにくい無意識に抑圧されている心の機能に関係しているからです。(歳を重ね、成熟することで初めて意識される心の機能であり、特に若い頃は気づきにくいことがあります。)

しかし、弟子が自分に欠けている利点を見つけ、そこから学べれば、お互いにとって有益なつながりに発展していくでしょう。

この関係でよくある失敗は、成長した弟子が逆に師にお節介を焼くことです。

成熟するにつれ、弟子は師の弱点にも気づくようになります。
そのため、善意から師に手助けやアドバイスをしようとすると、師は嫌がる可能性があり、つながりがこじれることがあります。

師は自分のやり方で弱点を克服しており、弟子の方法を押し付けられることに違和感を覚えるからです。


これらの点に気を付けながら、関係を深めていくことで、有益でかけがえのない絆を築くことができるでしょう。

ISTP(巨匠型):スリルを求める単独主義者

相性:特殊

上下関係のある監督と選手の関係

この2人の関係は、監督と選手のような上下関係になりがちです。
片方がもう片方を監督する立場になります。

監督側の人(ISTP)にとって、選手側の人(ENTJ)は特に気になる存在です。
なぜなら、監督は選手の短所や弱点をよく理解しているからです。
それが監督の得意分野でもあるため、その部分で苦しんでいる選手が気になるのです。

親切心から、アドバイスや援助をしたくなるのは当然のことです。
もちろん、善意で行動しています。
しかし、そのやり方が時折管理的で口うるさく、強引になることがあります。

こうした行動が過剰になると、選手は監視されているような感覚を抱き、一緒にいると緊張感や支配感を感じることがあります。

このような関係が築かれると、選手は監督に認められようとして行動するようになります。
しかし、褒められることは滅多にありません。一般的には、監督は選手を過小評価する傾向があります。

なぜなら、監督にとっての得意分野は選手にとっての苦手分野であり、簡単に逆転できないからです。

選手がこのような管理的な関係にストレスを感じると、第三者に不満を漏らすなど打開策を模索するでしょうしかし、監督の選手に対する関心は消えず、何かと口を出し続けます。

このような関係はアンバランスになりやすいことを認識しておきましょう。
関係が適度であれば有益ですが、行き過ぎた関係が形成されないように気をつける必要があります。

ENFP(広報運動家):ワクワクを追い求める海賊王

相性:特殊

師生のようなつながり

このつながりは、師生のように一方が何かを教え導くような傾向がある特異な相性です。

以下はその具体例です。

ENTJ=師
ENFP=生徒

生徒は、自分にとって難しいと感じることを師が軽々とこなす様子に感心し、尊敬の念を抱くでしょう。

思わず「君、本当にすごいね!」と口に出してしまうこともあるでしょう。

これは、生徒が苦手とする心理的な側面を師が得意としているために生じる現象です。

生徒は直感的にこの人と関わることが自分にとって有益だと感じるでしょう。

逆に、師は生徒の短所や苦手な点に敏感であり、自分よりも劣っている(または手助けが必要)という印象を抱くことがあります。

実際には、生徒の苦手な部分が師の得意な分野であり、逆に師が得意とする分野については生徒が興味を持っていないだけです。

こうして、師と生徒のような非対称なつながりが成り立ちます。
しかし、この関係は決して悪くはなく、時には強い結びつきが生まれることもあります。

このつながりは確かに、生徒にとっては学びと成長のために大きなメリットがあります。

しかし、実際には師も生徒から学ぶべきことがあり、気づけば師も大いなる利益を得ることができます。

なぜなら、それは本人もなかなか気づきにくい、無意識に抑圧している心理的な側面だからです。
(年齢を重ね、成熟するにつれて初めて気づかれる心理的な側面なので、特に若い頃は気づきにくいことがあります。)

しかし、生徒が自分にない長所を見出し、それを学べば、互いに学び合うよりもっと有益なつながりになります。

このつながりのありがちな失敗は、成長した生徒が逆に師にお節介を焼き始めることです。

成長するにつれて、生徒は師の苦手な部分にも気づくようになります。
そのため、善意で師に手助けやアドバイスをしようとすると、不快に思われ、つながりが緊張感を帯びてしまいます。

師は、自分なりの方法で苦手を克服しており、生徒の方法を押し付けられることに反発を感じるからです。

こうした点に留意しながら、つながりを深めることで、有益でかけがえのない関係が築かれるでしょう。

ENTJ(指揮官型)と相性悪いタイプ

INTJ(建築家型):独創的なアイデアマン

相性:悪い(★★☆☆☆)

外向型と内向型の差がストレスの原因となります。

互いの4つのアルファベットを見てみると、最初の1文字以外はすべて同じです。
つまり、似ている部分があるため、共感できることも多く、一気に親密になることがあります。

意見やアイデアを交換することで、非常に有益な時間を過ごすことができます。
しかし、実際にはこの2人の関係は反発しやすく、衝突しやすいものです。

大きな違いは外向型と内向型の性格です。
一緒に行動しようとすると問題が生じやすくなります。

特にお互いの特徴が強調された時、内向型は慎重に行動し、活動量も減らそうとしますが、外向型は積極的に活動しようとします。
こうした時、お互いに相手のことが理解できず、意見が合わないと衝突が起こりやすくなります。

例えば、ENTJの人は具体的な出来事に焦点を当て、なすべきことに集中してゴールを目指します。
一方で、ISTJの人は自分のひらめきやインスピレーションを大切にし、具体的な出来事にはあまり関心を持ちません。

このスタンスの違いが一緒に行動する際に意見の不一致につながります。

こうした認識の違いが関係性において発生しやすいのです。
そして、お互いに似た感覚を持っているため、反応の違いが不快に感じられることがあります。

この2人は似ているようで実は全く異なります。この関係では、相手に干渉せず、少し距離を保ちつつ上手に付き合うことも必要です。
似ているからといって、自分のやり方を相手に押し付けると反発が生じます。

違いを認め、互いに尊重すれば、元々共感できる部分があるため、良好な関係を築くことも可能です。

心を開いて意見を交換すれば、建設的な会話に発展するでしょう。

また、相手の長所に注意を払えば、自分にとって参考になる部分が多いことに気づくはずです。

ENTJ(指揮官型)と1番相性が悪いタイプ

ISFP(冒険家型):職人肌の平和主義者

相性:最悪(★☆☆☆☆)

衝突しやすい関係

両者の心理機能が真逆のため、衝突しやすい関係性が生まれます。

相互理解が進まず、大事な事柄で意見の対立が起こりやすい相性です。

初対面では、お互いの持つ異なる長所に引かれるかもしれません。最初は相性の悪さが表面に現れず、友好的な関係が築けることもあります。

しかし、徐々に問題が浮上する傾向があります。特に協力して仕事をする際には、フラストレーションがたまりやすくなります。

相手の意図を理解できず、時折嫌がらせのような行動に疑念を抱くことがあります。

この相手は、自分が避けたいと無意識に感じている自身の短所を露骨に示すでしょう。
それは相手が得意とする心理機能の一環です。

例えば、これはENTJの現実的で強力なリーダーシップかもしれませんし、ISFPの愛情深さや慈悲心かもしれません。

相手が所持するのは、自分にとって望ましくない側面です。

一度関係に亀裂が入ると、お互いの痛みを刺激し合い、対立がエスカレートすることがあります。

この関係では、相互理解を強要せずに、一定の距離を保ちながら接することが重要です。

もちろん、これらを理解した上で慎重に関係性を築けば、良好な関係を構築することも可能ですが、他の関係よりもやや難易度が高い相性と言えるでしょう。

ENTJ ある ある


ENTJあるある15の特徴

・計画を立てることが習慣

ENTJは毎朝、その日のスケジュールを練ります。

予定されたタスクや会議を確認し、時間の使い方を効率的に考えます。

・指示を出すことが多い

仕事やプロジェクトの担当者として、ENTJは指示を出すことが多いです。

クリアで明確な指導を提供し、チームを指導します。

・即座に判断する

小さな決定から大きな決断まで、ENTJは即座に判断します。

情報を収集し、論理的に考えた上で、素早く決定に踏み切ります。

・挑戦を楽しむ

難題や困難な状況に取り組むことで、ENTJは刺激を感じます。

新たな挑戦を通じて、自分の能力を試し、成果を上げることに興奮を覚えます。

・ストレスへの耐性

日常生活で、予期せぬ出来事やプレッシャーにも耐える力があります。

冷静な判断力を保ち、効果的な対処法を見つけます。

・計画の変更に適応

ENTJは柔軟性を持ちながら、計画の変更に対応します。

新しい情報や状況に適切に対応し、最良の結果を求めます。

・他人の成長に興味を持つ

日常生活で、ENTJは他人の成長に興味を持ちます。

チームメンバーや同僚のパフォーマンス向上を促すために、フィードバックや指導を行います。

・リーダーシップの機会を求める

ENTJは自然なリーダーシップのポジションを求めることが多いです。

チームプロジェクトや組織の中で、指導者として活躍します。

・計画の最適化

ENTJは日常生活で、効率的な方法を常に探求します。

タスクやプロセスの最適化を考え、効果的な方法で事を進めようとします。

・忙しくないと不安

ENTJの日常は充実しており、複数のタスクが同時に進行しています。

まさに動き続けないと死んでしまうほど、エネルギッシュな性格です。

仕事、プライベート、社交活動などをバランスよくこなします。

・戦略的なアプローチ

問題に直面した際、ENTJは戦略を練ることが得意です。

解決策を検討し、効果的な方法で課題に取り組みます。

・向上心が強すぎる

ENTJは日常生活で、自己を向上させることに注力しています。

新しいスキルを身につけ、知識を深めることで、専門的な成長を追求します。

逆に向上心がない人物や、やる気を感じられない人に対して怒りを感じることがあります。

・自己主張と表現

日常生活で、ENTJは自分の意見や信念をはっきりと表明します。

これにより、建設的な議論やアイデアの交換が活性化されます。

・成果への満足感

目標を達成し、プロジェクトを成功裏に終えることで、ENTJは満足感を得ます。

一つの課題がクリアされるたびに、次の目標に向かって進むエネルギーを得ます。

・バランスを保つ

ENTJは日常生活で、仕事とプライベートのバランスを保つ努力をします。

自己の成長や目標達成と並行して、健全な生活を維持することを大切にします。

ENTJ(指揮官型)の日本における割合は?

日本におけるENTJ(指揮官型)の割合は約2.5%で、これは全16パーソナリティの中で最も少ない割合です。

さらに、ENTJの中で男性の割合は女性の2倍以上になっています。
そのため、政治家や企業の幹部には男性が多く見られるのも理解できます。

参照元:日本の性格プロフィール|カントリー・パーソナリティ・プロファイル |16パーソナリティ (16personalities.com)

ENTJ(指揮官型)の日本の有名人


以下は、ENTJだと考えられる日本の著名な個人とパフォーマーの一覧です。

・陸奥宗光(政治家)
・小泉進次郎(政治家)
・立花孝志(政治家)
・橋下徹(弁護士、政治家)
・生田絵梨花(女優)
・設楽統(お笑い芸人)
・島田紳助(お笑い芸人)
・田村淳(お笑い芸人)
・鳥嶋和彦(編集者)
・小林武史(音楽家)
・GACKT(シンガーソングライター、俳優、YouTuber)
・坂本龍一(音楽家、俳優)
・堀江貴文(実業家)
・広岡達郎(野球選手)
・織田信長(武将)
・水樹奈々(声優)
・関暁夫(作家)
・山口敏太郎(作家)

これを見ると、多くの人が指揮官としてのリーダーシップを持っているように感じられますね。
※これらは公式に確認されたものではなく、本人の発言やネット・SNSの情報、予想、推測に基づいています。
必ずしも正確であるとは限りませんので、参考程度に留めておいてください。

まとめ

ENTJは、日常の生活でリーダーシップ志向や効率的な方法論を駆使し、様々な状況に柔軟に対応しながら積極的に行動します。

彼らの特性は仕事や個人の発展に大いに寄与しますが、同時にストレスの管理とバランスの取り方にも十分な注意が必要です。

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