【東京都の県庁所在地は東京?】意外と知られていない本当の県庁所在地を解説します。

先日、雑誌で面白そうで興味深い記事を目にしました。

その記事には、各地域の観光スポットとして県庁が隠れた名所として紹介されていたのです。


確かに新しい発見があって楽しそうですが、調べていくと東京都の県庁所在地が「東京」と書かれていたことに疑問を感じたのは私だけでしょうか?

他の都道府県は市の名前が使われているのに、なぜ東京都だけが「東京」と表記されているのでしょうか?

そこで気になり、さっそく調べてみることにしました。

東京の県庁(都庁)所在地は東京?

「東京の県庁(都庁)所在地はどこか」という点について東京都のホームページで下記のような感じで公表されています。

まず、都道府県庁の所在地は、地方自治法によって規定され、各都道府県は条例でその位置を定めています。
東京都の場合、東京都庁の位置は「東京都新宿区西新宿二丁目」とされています。

一方で、一般的に「東京都の県庁所在地は『東京』である」という認識が生まれる背景には、学校などで使われる地図上の表記が「東京」となっていることが考えられます。

とその後の説明は、眠くなるような話なのでやめておきます。

もし、その後の説明に興味のある方は下記にリンクを張っておきますのでどうぞ。

東京都の県庁(都庁)所在地について

まぁ県庁所在地が東京の理由が上記の説明だけで十分でしょう。

なお、都庁の正式な住所は次の通りです。
〒163-8001
東京都新宿区西新宿2-8-1

全国の県庁所在地は?


ちなみに、全国の県庁所在地一覧がこちら。


北海道 札幌市
青森県 青森市
岩手県 盛岡市
宮城県 仙台市
秋田県 秋田市
山形県 山形市
福島県 福島市
茨城県 水戸市
栃木県 宇都宮市
群馬県 前橋市
埼玉県 さいたま市
千葉県 千葉市
東京都 新宿区
神奈川県 横浜市
新潟県 新潟市
富山県 富山市
石川県 金沢市
福井県 福井市
山梨県 甲府市
長野県 長野市
岐阜県 岐阜市
静岡県 静岡市
愛知県 名古屋市
三重県 津市
滋賀県 大津市
京都府 京都市
大阪府 大阪市
兵庫県 神戸市
奈良県 奈良市
和歌山県 和歌山市
鳥取県 鳥取市
島根県 松江市
岡山県 岡山市
広島県 広島市
山口県 山口市
徳島県 徳島市
香川県 高松市
愛媛県 松山市
高知県 高知市
福岡県 福岡市
佐賀県 佐賀市
長崎県 長崎市
熊本県 熊本市
大分県 大分市
宮崎県 宮崎市
鹿児島県 鹿児島市
沖縄県 那覇市

他の県庁所在地がすべて「市」であるのに対し、やっぱり東京の県庁所在地だけが「区」
なっています。


以上、都庁の所在地に関する情報でした。

都庁の見学方法は?


気になる東京都庁は、予約不要で無料で見学できます。
特に人気なのが第一本庁舎の45階にある展望室です。

ここからの眺望は素晴らしく、東京スカイツリーや東京タワー、新宿エリアの高層ビル群など、大都会の景色を楽しむことができます。
天気が良ければ、富士山も見えます。

展望室には草間彌生さんが監修した「都庁おもいでピアノ」があり、誰でも演奏できます(1人5分以内)。
展望室のあるフロアには、東京限定のグッズや軽食を提供するカフェもあり、ランチタイムに訪れるのも良いです。

また、都庁には本格的なレストランから職員食堂、東京ならではのグッズを販売するショップなどがあり、一般の観光客も利用できます。
観光情報センターも併設されているため、東京旅行の拠点としても便利です。

まとめ

都道府県庁所在地(とどうふけんちょうしょざいち)とは、日本において、都庁・道庁・府庁・県庁が置かれる場所として、地方自治法4条1項に基づき、各都道府県の条例(位置条例)で定められた住所のこと。
また、その住所を含む自治体のこと。

県庁所在地の都市を県都、道庁所在地の都市(日本では札幌市)を道都ということもあるが、あくまでも都と呼ぶのは俗称である。

出典:Wikipedia

とありますが、北海道も「北海道市」であり大阪も「府」ではなくやはり「大阪市」で東京だけが県庁所在地が「新宿区」となっています。

ただ、住所が「東京都新宿区」なので東京の県庁所在地は「東京都」でもあながち間違いでは無いと思いますが学校の試験に出たら「新宿区」と書きましょうね。

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