学校や仕事など、時折、行きたくない日がありますよね。
その中には、「わざと熱を出したい」「明日までに風邪を引きたい」「体温計の温度を誤魔化したい」と考える人もいるかもしれません。
人間の通常体温は35度から36度なので、基本的には37度以上でない限り休むことは難しいです。
しかし、確実に熱を出す方法があると仮定した場合、どのような手段が考えられるでしょうか?
今回は37度以上の熱を出す方法に焦点を当て、その詳細を解説しますので、ぜひ最後までご覧ください!
確実に道具を使用せずに37度以上の熱を出す方法6つ!
仕事や学校を休みたいと思うなら、目安は37度ほどになるでしょう。
37度の熱を出す方法はいくつか考えられます。
最初に、道具を使用せずに37度ほどの熱を出す方法を6つ紹介します!
熱を出す方法①:首を振る
首を振ると体温が上昇します。
したがって、激しく首を振った後に体温を測定し、37度以上を目指します。
その最、首を振る際には注意が必要です。
頭を物にぶつけないようにし、転倒や気分の悪さに気をつけましょう。
しかし、相当に激しく振らないと熱が出にくく、その際には脳が揺れて相当に気分が悪くなるため、思っている以上に難しいです。
ただし、首を振る方法は熱を上げるのではなく、激しい運動によって体温が上昇しているとされています。
SNSでも同様に、「頭を振る方法は難しかった」「単純に体温を上げる方がいい」との声が寄せられています。
また、激しく首を振っても、大幅に熱を上げるのは難しいため、37度以上を目指す場合は他の方法と併用すると良いでしょう。
熱を出す方法②:寝る前に体を冷やす
体温を下げると熱が出る可能性があります。
そのため、冬場は寝る前に窓を開け、厚着を避けるようにして風邪を引くと、37度以上の熱が出るかもしれません。
夏場は逆に、寝る前にエアコンの温度を最低に設定し、厚着せずに寝ると良いでしょう。
また、濡れタオルを巻いたり、冷却シートを額に貼ったりして体を冷やすと、体温をさらに下げることができます。
ただし、これらの方法は低体温症になる危険性もあるため、自己判断で行う際には注意が必要です。
熱を出す方法③:ツボを刺激する
手首を反らせたときに見える人差し指、中指、薬指から伸びる筋が交わる陽面、背骨から指2本分ほど外側にある腎兪など、ツボを刺激することで体を温められるものがあります。
これらのツボを刺激して体を温め、その後に体温を測定して37度以上を目指します。
ただし、これらのツボを刺激しても体温はわずかしか上昇しないでしょう。
そのため、他の方法と組み合わせることが効果的です。
熱を出す方法④:息を止める
筋肉を動かせば熱が発生します。
呼吸に使用される横隔膜は、人が持つ筋肉の中でも大きなものです。
そのため、大きく息を吸って横隔膜を使うことで熱が発生します。
そして、血流が良くなることで熱を上げることができます。
また、息を吸い込んだ後に一時的に息を止めると、肺が広がり、横隔膜が大きく動けるようになり、体をより温める効果が期待できるでしょう。
ただし、これらの呼吸や息を止める方法でも上昇する熱はわずかです。
他の方法と組み合わせて行うと良いでしょう。
熱を出す方法⑤:夜通し起きる
睡眠不足は風邪と似た症状を引き起こす可能性があります。
従って、夜通し起きて発熱の兆候が現れた場合、体温が37度以上に上昇する可能性も考えられます。
実際に試してみた結果は以下の通りです。
・眠気のようなだるさを感じる
・顔色が悪くなる
・冷や汗がよりかきやすくなる
・少し体温が上昇する
体は熱く感じるものの、冷や汗が出るため、体温計で計測した結果はやや低くなりました。
リポビタンDなどの栄養ドリンク(濃いもの)を摂ると、体温が一層上昇したため、併用すると効果的かもしれません。
ただし、一晩の徹夜で発熱するほどの睡眠不足にならない場合もあるため、前もって睡眠時間を減らし、徐々に睡眠不足に慣れていくか、連続して徹夜する必要があります。
また、発熱の兆候がいつ現れるかは分からず、寝不足になっても発熱しない場合もあるため、運任せの要素が強いです。
徹夜も体に負担がかかるため、あまりお勧めできません。
熱を出す方法⑥:一晩中厚い布団で顔を覆う
以前、友人から「一晩中布団にくるまっていれば、朝には発熱するよ」と聞いたことがあります。
この方法をネットで検索したところ、知恵袋の回答に同様な経験をした人がいました。
寝るときに布団にくるまり、朝まで一度も布団から出なければ、確実に発熱するというものです(注:薄い布団では難しい、扇風機やクーラーを使うと効果が薄い)。
試してみる価値があると感じ、実際に挑戦してみました。
結果、発熱に成功しましたが、デメリットも見受けられました。
・37.5度と微熱に近い
・しばらくすると体温が下がる
・夜中に寝苦しい思いをする
発熱の原因は、サウナ状態になり体温が上昇したこと、深呼吸により息苦しくなり、横隔膜が活発に動いた可能性が考えられます。
一時間ほど潜り込んだ結果、汗が止まらなくなったため、朝や保険室のベッドで試すと効果的かもしれません。
37度以上の熱を出すための7つの方法!
37度以上の熱を出す方法は、道具を使わなくても可能です。しかし、道具を使用することでより効率的に熱を発生させることもあります。そこで、以下では道具を使った方法をご紹介します。
①冷水をかける
これは冷たいシャワーやお風呂に入り、風邪を引いて熱を出す方法です。
寒く感じるまで冷水を浴び、その後にすぐに拭かずに一時的にその状態を保つことで、身体が弱まり風邪を引きやすくなります。
体を拭かずに冷やすと効果的ですが、事前に行う必要があります。
また、その日の就寝時には薄着で寝たり、窓を開けて寒さを感じさせることで、確実性が増すでしょう。
ただし、この方法はある程度の時間を要するため、当日に失敗した場合は再度試すことが難しいため、念のため別の方法も考えておくと良いでしょう。
②運動をする
体を動かし筋肉を使うことで体温を上げることができます。
重い物を持ち上げたり、階段を上り下りするなどの運動や腕立てや腹筋のような筋トレでも効果があります。
時間があれば外でランニングもおすすめです。
③玉ねぎを脇に挟む
これも熱を出す方法としてよく見られるもので、「醤油を飲む」だけでなく、「玉ねぎを挟む」という独特な方法があります。
硫化アリルが含まれているため、食べることで効果的に血行を促進させることも可能です。
手順は以下の通りです。
・玉ねぎを半分に切り、それをさらに半分に切る(4等分)。
・玉ねぎ2つを少し温める(軽く布で包む程度でOK)。
・1つずつ脇に挟む。
・挟んだまま1時間半〜2時間待つ(この時、あまり体を動かさない。本を読んだり、テレビを見ながら適当に)。
・2時間待ったら玉ねぎを外す。
・さらに2時間経つと、熱が出ます。
この方法がネット上で広まっていますが、実際に「熱が出た!成功した!」という声を確認したことはありません。
おそらく、風邪に対する民間療法が誤ってこの形で広まった可能性が高いです。
したがって、ガセ情報の可能性が高いため、「もう手は尽くした!他に方法がない!」といった最終手段の際に頭に入れておくと良いでしょう。
④醤油を飲む
熱を出す方法を調べると、「醤油を飲む」というキーワードが多く見られます。
醤油は塩分が濃いため、一気に飲むと血圧が上昇し体温も上がります。
ただし、大量に摂取すると高ナトリウム血症になる危険性があるため、注意が必要です。
大量の醤油摂取は命にかかわる可能性があるため、おすすめしません。
実際には醤油をコップ一杯飲むだけで、急激な脱水症状のような状態になり、熱やひどい頭痛、吐き気も伴う可能性があります。
したがって、これは危険であり、「どんな方法でもいいから体調を悪くしたい」というのではなく、「安全に熱を出したい」と考える人は他の方法を検討するべきです。
またこちらで大量の醤油を接種する危険性も書いてあるので参考にすると良いでしょう。
⑤ウイルスを取り込む
これは風邪を引いて熱を出す方法の一つで、主な手段としては、
・人混みの多い場所に行く
・手洗いやうがいをしないで、手で触ったものを口にする
・口呼吸で過ごす
などがあります。これにより、故意にウイルスにさらされ、風邪を引くことが狙いです。
この際に、先ほど紹介した冷水浴びや睡眠、食事を制限して身体を弱らせておくと、より効果的とされています。
一つ一つのステップをしっかりこなせば、明日の朝には風邪を引いていることでしょう。
⑥脇をこする
体温計ではなく、脇をこする手段もあります。
体を摩擦することで温度が上昇し、原始的な方法なため暖房パッドを使用したり体温計自体をこするよりもエラーが少ないです。
また、道具なしで即座に行える点も利点です。
⑦身体を温める
脇や体温計の先端など限定的でなく、身体全体を温める方法もあります。
たとえば、
・布団やこたつに入る
・しょうが、ネギ、とうがらしのような体温が上昇する食品を摂る
・首や脇に蒸しタオルを当てる
・激しい運動をする
などが挙げられます。
身体全体を温めることで、体温計で測定した際の温度もやや上昇させることができます。
ただし、1度や2度の上昇には一定の手間がかかるため、即座に簡単には難しいことを覚えておきましょう。
逆に、「37℃程度で良い」といった場合は、この方法が適しているかもしれません。
熱を出す方法には、道具を使用するものもあれば、道具を使わない手段があります。
ただし、体温計を使用して37度以上の体温を目指す方法もあります。
37度以上の熱を出したくない場合は、5つの方法で体温計の温度を上げることができます。
熱を出す方法①:摩擦で熱を上げる
体温計の温度を計測する部分を摩擦することで、温度を上げることができます。
徐々に摩擦して体温計の温度を37度以上に調整しましょう。ただし、注意が必要で、一部の体温計は脇に挟まないと計測が始まらないことがあります。
摩擦するだけでなく、脇の部分をこすってから体温計を挟む方法もあります。
熱を出す方法②:蒸しタオルで熱を上げる
脇の温度を上げると、測定可能な体温も上がります。したがって、体温計を使用する前に、脇を蒸しタオルで温めておくと良いでしょう。
蒸しタオルは電子レンジを使用することで簡単に準備できますが、注意して熱くしすぎないようにしましょう。
これにより、他人の前で体温を測り、熱があるように見せることができます。
熱を出す方法③:首で熱を測る
体温計は脇以外でも体温を測定できます。したがって、首や腕、膝裏の関節に挟んだり、おでこに手のひらで強く押し当てたりすると、脇よりも高い温度で体温を測ることができます。
事前に布団やこたつの中で体温を上げておくと良いでしょう。
熱を出す方法④カイロを使用する
これは、熱を発生させる方法ではなく、体温計の温度を上げる手段です。
カイロは体を温める効果がありますので、それを脇に貼った後、体温計で測ることで多少ながら体温を上昇させることができます。
ただし、カイロを貼ったままであるか、カイロと体温計が直接接触している場合、温度が高すぎてエラーが発生する可能性があります。
そのため、温度を測る前には暖房パッドで温め、実際に測る際にはカイロを外すことがポイントです。
また、脇や体温計ではなく、おでこに暖房パッドを使うことも考慮できます。人によっては体温計ではなくおでこに手を当て、その熱さで状態を判断することがあります。
その際におでこも暖房パッドで温めておくと、成功率が向上します。
熱を出す方法⑤体温計をこする
体温計は、先端の温度を測定する部分を手や衣服でこすると温度が上昇する仕組みです。
この仕組みを利用して、熱を出しているように見せる方法もあります。
ただし、最近ではこの方法が使えないデジタル式の体温計が増えており、たとえ通用したとしても加減によってはエラーが発生する可能性があります。
確実に成功させるためには、事前に自宅で練習したり、仮病を使う予定の場所の体温計の仕様を調査しておく必要があります。
仮病を使って仕事や学校を休む時の注意点6選!
徹夜や体温計の操作、蒸しタオルの利用などの努力をしても、会社や学校に連絡する際に仮病がバレてしまうと意味がありません。したがって、37度以上の熱を出せた場合は、次に注意して仮病がバレないようにする必要があります。
注意点①:連休明けは避ける
連休明けは多くの人が憂鬱に感じる時期です。
そのため、連休明けに休みの連絡をすると「連休明けでサボろうとしている」と相手に気づかれてしまうでしょう。
気づかれないようにするために、連休明けの仮病は避けるべきです。
注意点②:パターン化しない
休む理由は個人によって異なりますが、「今日は苦手な体育がある」「今日は苦手な上司と打ち合わせしないといけない」といった理由がパターン化してしまうと、「どうせ仮病だろう」と周囲に思われてしまいます。
仮病を使う際は、パターンを読まれないように気をつける必要があります。
注意点③:外出しない
休みを利用して外出してしまうと、その様子が他人に目撃される可能性があります。
体調が悪いと理由にしているので、外出が発覚すると嘘がばれてしまいます。
元気であっても、家でおとなしくしておくようにしましょう。
注意点④:通常は真摯に行動する
普段から軽率な態度の方は、休暇の連絡をしても「おそらく仮病だろう」と疑われる可能性があります。
したがって、熱があることを信じてもらえるように、通常は真面目に過ごすようにしましょう。
また、必要な時に仮病を利用できるように、頻繁に仮病を使うことを避けましょう。
注意点⑤:連絡する際の文面のトーンに留意する
休暇の連絡や業務の引き継ぎなど、文面のトーンにも気を配りましょう。
体調が悪いにもかかわらず、通常のトーンで送ると違和感があります。
いつもよりも控えめなトーンで、かつ相手に失礼がないような文が理想的です。
「申し訳ないと思っている」ことが伝わるように、謙虚な文章を心がけましょう。
注意点⑥:SNSの投稿に気をつける
学校や職場の仲間とSNSで繋がっている方は、投稿にも気をつけましょう。
仮病を使って外出した場合、投稿を見た人に仮病がバレてしまうことがあります。
うっかり投稿してしまった場合は、即座に削除しましょう!
事故を防ぐためにも、仮病を使った日はSNSの利用をできるだけ控えることをおすすめします。
まとめ
いかがでしょうか?
意図的に熱を発生させることは容易ではありません。
確実に熱を出す方法で過度な無理をせずに休む
朝起きて、「今日は休みたい」と感じることもあるでしょう。
頻繁に仮病を使うことは避けるべきですが、疲労やストレスをコントロールすることも重要です。
仕事や勉強への影響や信頼などを考慮し、自己責任と理解があるならば、必要に応じて熱を出す計画を立てることも悪くありません。
しかし、方法によっては実現可能なので、自分に合った手段を選んで試してみると良いでしょう。
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