【カプセルトイ】ブームはいつまで続く?「カプセルトイ」と「ガチャガチャ」の違いは?

最近、世間では第4次【カプセルトイ】ブームと言われています。(写真は拡大表示できます)

(出典元:トーシン

そもそも【カプセルトイ】とは何でしょう?
基本は専用の機械に効果を入れレバーを回すと景品が出てくるシステムのことです。


世間では「ガチャガチャ」ブームと言ったり【カプセルトイ】ブームと言われたりしますね。

そうなると【カプセルトイ】と「ガチャガチャ」との違いに疑問に持つ人もいるかと思います。
秋葉原では「ガチャガチャ」の聖地とも言われる『ガチャポン会館』もありますね。

全国展開している『ガチャガチャの森』のホームページ内でも【カプセルトイ】専門店と掲載されています。
その結果【カプセルトイ】と「ガチャガチャ」との違いは何だろうと思う人がいるのでは無いでしょうか。

結論から言うと【カプセルトイ】とは「カチャカチャ」や「ガシャポン」・「ガチャポン」などの総称になります。

『表記ゆれ』の違いは商標登録の違いであると言えます。

商標登録ですが『特許情報プラットフォーム』で調べることができます。
以下がその調べた結果です。

ガチャガチャ:株式会社バンダイ・他

ガチャポン:株式会社バンダイ・他

ガシャポン:株式会社バンダイ

ガシャガシャマシーン:株式会社バンダイ

とほとんどが「株式会社バンダイ」が商標登録してました。
「ガチャガチャ」の商標登録の出願日は1985年10月17日で、正式な登録日は1988年3月30日とすぐに商標登録されるわけでは無いようです。

この商標登録ですが同じ単語でも登録可能みたいですね。
実際「ガチャガチャ」だけでもバンダイ含め4社が商標登録してました。

面白いことに「ガチャポン」だけでも「株式会社バンダイ」として3つ商標登録してることです。

結局は『商標見本』という「商標登録を受けようとする商標を表示した書面のこと」という小難しい違いがあるようです。

因みに【カプセルトイ】の商標登録はありません。

関係ない話ですが、商標登録と言えば「ゆっくり解説」の商標登録で話題になりましたね。
社会問題となり「ニコニコ静画」を運営する『株式会社ドワンゴ』が異例の声明を公表するなど大きな話題となりました。
結果的に『株式会社ドワンゴ』が「ゆっくり解説」を商標登録することで騒ぎは収まりましたが。(正確には出願中であり正式に登録されていません※2022年7月時点)

このような問題を避けるために、個人的な深読みですが【カプセルトイ】の商標登録をどこもしていないのは、業界の暗黙のルールなのかもしれませんね。


以上の経緯から【カプセルトイ】と「ガチャガチャ」との違いは、「ガチャガチャ」・「ガシャポン」・「ガチャポン」などの名前をまとめて【カプセルトイ】ということが分かってもらえたと思います。

世間では「ガチャガチャ」ブームであったり【カプセルトイ】ブームと言われていますが、結局は同じことだと言えます。

その【カプセルトイ】の出来る場所はよく見かけますが【カプセルトイ】の専門店となると、限られてきます。
専門店として「ガチャガチャ」の出来る場所は、全国展開してる『ガチャガチャの森』が有名ですね。
以下がその『ガチャガチャの森』出店エリアと店舗数です。

東北エリア:4店舗
関東エリア:16店舗
中部エリア:13店舗
近畿エリア:12店舗
中国・四国エリア:6店舗
九州・沖縄エリア:13店舗

『ガチャガチャの森』の店舗数は64店舗となっていますが「ガチャガチャ」ブームを裏付けるように、6月に2店舗、7月は16日時点で3店舗オープンと勢いがあります。

しかもホームページの店舗数に反映されていないようで、実際の『ガチャガチャの森』の店舗数はもっと多いようです。

しかもほとんどが直営店であり2022年6月25日に「TSUTAYA東福原店」がフランチャイズ1号店オープンと、今後フランチャイズ展開で『ガチャガチャの森』の出店は加速しそうです。

そして以下の3店舗は設置台数が
「ガチャガチャの森イオン尼崎店」は設置台数約1,110台
「ガチャガチャの森原宿アルタ店」は設置台数約1,220台
「ガチャガチャの森池袋サンシャインシティアルタ店」は設置台数約1,240台
と1,000台を超えているのもすごいですね。

そして【カプセルトイ】の出来る場所として【カプセルトイ】専門店の『トーシン』が有名ですね。
以下が『トーシン』の出店エリアと店舗数です。

北海道エリア:19店舗
東北エリア:10店舗
関東エリア:21店舗
関西エリア:5店舗
中部エリア:1店舗

『トーシン』の店舗数は56店舗ですが、こちらも【カプセルトイ】ブームを裏付けるように6月に2店舗、7月も16日時点で2店舗出店と勢いがあります。

まだ未出店である四国エリアや九州エリアでも店舗展開していくことでしょう。

そもそも『トーシン』が【カプセルトイ】専門店として出店したのが、2019年3月に「#C-plaイオンモール札幌発寒店」として初出店したのが始まりです。

そして今年に入りすでに17店舗出店しています。

『トーシン』の面白いところは「オモ写」と言う<SNS映え>を狙って完成された【カプセルトイ】の撮影ブースが設置されていること。(前店舗かは未確認)

Twitterで「オモ写」と検索すれば、色んな【カプセルトイ】が続々とアップされていて、すてに市民権を得ていることが分かります。(写真は拡大表示できます)

(Twitterより)

ターゲットを子供だけでなく大人にも向けて、更にSNSで宣伝すると言う画期的な試みですね。
そしてその試みは成功してると言って良いでしょう。

まだしばらくは【カプセルトイ】のブームは続くでしょう。
と言うより【カプセルトイ】のブームは始まったばかりと言っても過言ではないでしょう。

 

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