【ハセガワストア】の看板メニューの『やきとり弁当』は鶏肉は使ってない?

【ハセガワストア】と言えば北海道函館市に13店舗展開しているコンビニエンスストアです。(写真は拡大表示できます)

(出典元:ウィキペディア
北海道のコンビニと言えば『セイコーマート』が有名ですが、実は【ハセガワストア】と『セイコーマート』は2004年に資本・業務提携を結んでいて、「セイコーマートグループ」の一つとして良好な関係にあります。


設立1979年(昭和54年)の【ハセガワストア】の店舗数は13店舗(チェーン店のタイエー4店舗除く)ですが、これを多いとみるのか少ないとみるかは人によるでしょう。

多くのコンビニエンスストアが「セブンイレブン」・「ローソン」・「ファミマ」に吸収合併されて淘汰している中で生き残っているのがすごいとも言えます。

【ハセガワストア】は函館市をメインとして店舗展開しています。

地元では『ハセスト』の愛称で親しまれていて、他のコンビニと大きく違うのは【ハセガワストア】はやきとり弁当が有名だからです。(写真は拡大表示できます)

(出典元:楽天市場
もし看板メニューの【ハセガワストア】のやきとり弁当が無かったら、【ハセガワストア】は現在存在していなかったかもしれません。

それくらい函館では【ハセガワストア】のやきとり弁当は有名です。

そして面白いことに『やきとり』と言いながら使用しているお肉は『鶏肉』ではなくて『豚精肉』と言うことです。

函館市出身のバンド「GLAY」が紹介したことで一躍全国的にも有名になった【ハセガワストア】のやきとり弁当は、なぜ『鶏肉』ではなくて『豚精肉』という問い合わせが増えたといいます。

これは北海道の道南エリアでは「やきとり」を注文すると普通に「豚精肉」がでてくるとのことで、函館では当たり前のことのようです。

ただ上記のようにバンドの「GLAY」が紹介したことにより全国的に名前が知られることで、本州の人たちから『なぜ豚肉?』と言われて説明の必要性が出てきたようです。

有名になったお陰?もあり【ハセガワストア】ベイエリア店のイートインスペースには「GLAY」のコーナーもあようです。

とは言え美味しくなければ【ハセガワストア】のやきとり弁当が売れるはずは無いことは確かです。

一番の特徴として【ハセガワストア】の店内には調理スペースがあり、『やきとり弁当』は作り置きしないで注文を受けてから作るために「出来たて」を味わえることですね。

更には味のバリエーションは「たれ(醤油ベース)」、「塩」、「塩だれ」、「うま辛だれ」、「味噌だれ」の5種類から選べるというひと手間を掛けることにより飽きの来ない工夫も嬉しいですね。

もちろん、【ハセガワストア】のメニューで串焼き単品での注文もできます。
「豚肉メニュー」・「鶏肉メニュー」から各部位ごとに、それぞれ8種類ほどから選べるのでお酒のつまみとしても楽しめます。

中でも【ハセガワストア】中道店はハセガワストアの1号店でもあり24時間営業の最大規模の店舗で、パン工房や弁当・惣菜工場を併設していて様々なメニューを楽しめます。
そして、函館みやげやハセガワストアのオリジナルグッズなどもあり「コンビニエンスストア」とは思えないお店です。
こちらも【ハセガワストア】ベイエリア店と同様に、店内のイートインスペースには「GLAY」のコーナーがあり直筆サイン入りのポスターなどが展示されているので「GLAY」ファンの間では観光スポットにもなっています。

このように【ハセガワストア】は函館では有名な「コンビニエンスストア」になることが出来ました。
【ハセガワストア】の看板メニューは『やきとり弁当』ですが他にも「カツ丼」や【ハセガワストア】オリジナルメニューの「豚コロ丼ぶり」なども人気です。


ほかにも【ハセガワストア】オリジナルのパンなども販売しています。

そして他のコンビニチェーン店と違うのは【ハセガワストア】のオリジナルグッズが販売されていることです。
種類も「タンブラー」・「Tシャツ」・「ステッカー」から「鉛筆」・「定規」など種類も豊富です。
やはり名物の『やきとり弁当』をモチーフにしたグッズが多いので、【ハセガワストア】のお土産として購入する旅行者の方も居るようです。

オリジナルグッズなどは通信販売していないので【ハセガワストア】のある函館に行かないと手に入りませんが、いずれはネット販売もするのかもしれないですね。

他にも系列店の『タイエー』は北海道根室市で4店舗営業しています。
もちろん系列店なので看板メニューの『やきとり弁当』を食べることが出来ます。
運営会社は違いますが、のれん分けという形でチェーン店として運営しており函館以外で『やきとり弁当』を食べられるとこちらも人気のようです。

【ハセガワストア】の店舗は『タイエー』も入れて17店舗ありますが、長らく新規出店はしていないので今後も無理な出店はせず、地元に愛されるコンビニエンスストアとして活動していくことになりそうです。

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