『注意喚起』【国税庁】税務署からの未払い税金のお知らせが届いた場合。

11月17日にメールにて『差出人 国税庁 <xmzk@hotmail.com>』から『件名 【国税庁】税務署からの未払い税金のお知らせ』が届きました。


内容は下記のとおりでした。

e-Taxをご利用いただきありがとうございます。
あなたの所得稅(または延滞金(法律により計算した客勛 について、これまで自主的に納付されるよう催促してきま したが、まだ納付されておりません。
もし最終期限までに 納付がないときは、税法のきめるところにより、不動産、自動車などの登記登録財産や給料、売掛金などの值権など の差押処分に着手致します。
納稅確認番号:****3242

滯納金合計:50000円

納付期限: 2022/11/17

最終期限: 2022/11/17 (支払期日の延長不可)

お支払いへ→https://www.nta.go.jp

※ 本メールは、【e-Tax】国税電子申告?納税システム(イータックス)にメールアドレスを登録いただいた方へ配信しております。

なお、本メールアドレスは送信専用のため、返信を受け付けておりません。ご了承ください。

発行元:国税庁 〒100-8978 東京都千代田区霞が関3-1-1 (法人番号7000012050002)

Copyright (C) NATIONAL TAX AGENCY ALL Rights Reserved.

実際の画像がことら(写真は拡大表示出来ます)

確かに今年は【e-Tax】を使用して確定申告したので一瞬だけびっくりしましたが、ちゃんと納税していることと登録したメールアドレスが違うため【国税庁の詐欺メール】と分かりました。

この【国税庁の詐欺メール】のたちの悪いところはメールの差し出しの日時が11月17日の夜中の2時近くということです。
メール内容にある

>納付期限: 2022/11/17
>最終期限: 2022/11/17 (支払期日の延長不可)

とメールした日が納付期限であるため、知らない人はびっくりして調べる間もなく支払いしてしまう可能性もあります。
最終納付期限が当日なので緊急性を煽り真面目な人は、早くしなくてはと思ってしまうかもしれません。

そして発行元:発行元:国税庁 〒100-8978 東京都千代田区霞が関3-1-1は実在の住所であり(法人番号7000012050002)も確かに国税庁の法人番号です。

このように下手に調べると『住所』も『法人番号』も本当のため見分けることが難しいのも確かです。

そして>お支払いへ→https://www.nta.go.jpも表向きは国税庁のURLですが実際には偽造されています。
実際にはttps://www.montanamotorcycletours.com/jpというサイトに誘導されます。

渡しの場合はセキュリティソフトで『フィッシングサイト』と警告してページ表示できませんでした。

ここまで巧妙なサイトの場合、普通の人はどうやって見分けたら良いかというと正解は『見分ける必要が無い』です。
実際には【国税庁からショートメッセージやメールにより国税の納付を求めることや差し押さえを予告することはありません】と国税庁のホームページで公表しています。(画像は拡大表示出来ます)


(引用元:国税庁

国 税 庁

現在、国税庁をかたるショートメッセージ及びメールから国税庁ホームページになりすました偽のホームページへ誘導する事例が見つかっています。

国税庁(国税局、税務署を含む)では、ショートメッセージによる案内を送信しておりません。

また、国税の納付を求める旨や、差押えの執行を予告する旨のショートメッセージやメールも送信しておりません。

不審なショートメッセージやメール、国税庁ホームページになりすましたサイト(送信元やリンク先アドレスの表記を装っている場合もあります。)にアクセスすると、被害を受けるおそれがありますので、アクセスしないようご注意ください。

また、支払い等に応じることがないようご注意ください。
https://www.nta.go.jp/data/040721_03jouhou.pdf

とありますので【国税庁のメール未払い】の案内は詐欺です。

もし知らずに国税庁のメールを開いてしまった場合は何もせずにブラウザを閉じましょう。
何も入力しなければ大丈夫です。

ここで言う国税庁メール開いてしまった場合というのはメール内のURLをクリックしてしまった場合です。
その場合は何も入力せずブラウザを閉じれば大丈夫です。

他にも『国税庁重要な お知らせ 必ずお読みください』と言ったタイトルなどもあるようなので、それも『国税庁 詐欺メール』の可能性は高いです。

とにかく支払いを促すような内容は詐欺なのでメールを開いても無視しましょう。

もし万が一クレジットカード情報を入力してしまった方は、早急に『クレジットカード会社への連絡』をしましょう。
そしてクレジットカード会社には事情を話した上で、カードを一時停止、カード番号をかえてもらいましょう。

更に『メールアドレス』及び『パスワード』の変更も忘れずに手続きしてください。

合わせてフィッシング110番にも連絡しましょう。

少しでも怪しいと感じたら安易にクリックせず、そのような事例が無いかちゃんとチェックするように常日頃から心がけるようにしましょう。

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