【原信】のスーパーは何故人気店なのか?激安スーパーに無い強みとは?

【原信(はらしん】のスーパーと言えば新潟県の人にとっては誰もが知っているスーパーですね。

(出典元:原信ナルス

【原信】のスーパーと同じスーパーである『ナルス』とはライバル関係にありましたが、2006年4月1日に『原信ナルス』として経営統合しました。


『原信ナルス』になったとは言え「ナルス」として店舗は残っていて、新潟県の上信市を中心に14店舗存在しています。(※1店舗は100円ショップ「キャンドゥ」のフランチャイズ店、ただし「ナルス西山店」が隣接しています。)

ホームページ上でも『原信ナルス』として紹介していて、【原信】のチラシ『ナルス』のチラシも内容は同じです。
【原信】のチラシ『ナルス』のチラシもホームページ上で紹介しているので、下のボタンからページへ飛ぶことが出来ます。

『原信ナルス』チラシ

『ナルス』のスーパーは新潟県内でしか店舗展開してませんが、【原信】の店舗は長野県や富山県にもあります。
その【原信】の店舗数は2022年7月19日時点で67店舗です。
内訳は新潟県で58店舗、長野県に6店舗、富山3店舗になります。

『原信ナルス』の店舗数で言えば70店舗(※1つは100円ショップ)になります。

【原信】のスーパーは今年の5月22日に長野県に出店しているので、今後も県外での店舗展開が続くのではないでしょうか。

【原信】のスーパーが県外での店舗展開を目指すのは、先にも書いたように【原信】のスーパーは新潟県内で58店舗、系列店の『ナルス』のスーパも14店舗と合わせて72店舗は、流石に飽和状態と言えるからです。

このまま【原信】のスーパーが増えても、他店の【原信】のスーパー同士でのお客さんの奪い合いになりかねないからです。

と言うのは私個人の感想であって、まだ出店可能のエリアもあるかもしれません。

さて【原信】の営業時間は調べてみると、【原信】の店舗ごとに違うようです。
9時開店の22時閉店の店舗が多いですが、7時開店だったり中には24時間営業のお店もあります。

各店舗の【原信】の営業時間を知りたければ、先ほど紹介した『原信ナルス』のチラシから見ると分かります。

では何故【原信】のスーパーはこれほど人気店なのでしょうか?
特に激安スーパーと言うわけでは無いようです。

人気の理由として【原信】のスーパー内で扱う素材を使った総菜が充実しているからでしょう。

「プライベートブランド」・「おししいわけ」・「だし香る」と言った3つのブランド商品もありながら、店舗内に

・「魚菜屋(うおさいや)」コーナーとして店内の水産で入荷した新鮮な魚介を店内で調理した「お魚のお惣菜」が多数。

・「てっぱんや」コーナーとしてお客様の目の前で作る、本格てっぱん屋。お好み焼き、焼きそば、卵焼きなど、できたての美味しさを多数提供。


・「365✕3 サラダライフ」コーナーとして毎日が楽しくなるサラダライフを提案として、多数nおサラダ製品を提供。

・「Meat Deli」コーナーとしてお肉屋さんが作る、素材と味に拘ったお肉のお惣菜。
肉専門バイヤーが仕入れた肉を店内で調理する「ミートデリ」としてお肉を使った商品も多数提供。

・「オリジナルスイーツ」コーナーとして、店内で作るオリジナルスィーツ。
ひとつひとつの原料から吟味し試作を何度も繰り返した自信作という商品も多数提供。

と店内で各コーナーを設置し店内で調理した惣菜数は、他のスーパーと比較してもダントツの商品数だと言うことでしょう

そして値段では無く素材や味に拘っているので、値段のお得感より安心して美味しく食べてもらうことを重視していることから支持され人気店となっているのでしょう。

その他に手間がかかる「レジでの袋詰め」サービスを行っていること。(※セルフレジでは自分で袋詰め)
他社にマネできない<袋詰め>を素早く行うと言うこのサービスが出来るということは、それなりのスキルが必要なことは容易に想像できると思います。
イコール社員、パートの教育が充実していることになりますね。

更に「店内サービスカウンター」を設置することにより、商品券の販売やギフトの包装、発送の承り、商品の不良品への対応など気軽に相談できます。

他にも「カフェコーナー」の設置(※実施してない店舗も有り)

「給水サービス」として給水会員登録及び475円(税抜き)の3リットル容器を購入すれば、いつでも「電子イオン水 無料サービス」が受けられること。(このサービスは自然とリピーターになりますね。

この「給水サービス」は『ナルス』点でも実施していますが、内容が少し異なります。
こちらは給水会員登録の必要は無く、レジで「ナルス専用ボトル」500円(税抜き)3.8リットルを購入することで「純水 無料サービス」を受けられます。


そして「メンバーズカード」の発行・「原信ナルス」の専用アプリ・「毎月レシピナビダウンロードサービス」・「ネットサービス」など【原信】では色んなサービスを受けることが出来ます。

【原信】のスーパーのサービスを色々紹介してきましたが、【原信】のスーパーとして人気を支えているのは、やはり惣菜が充実していることでしょう。

価格よりも質と味を重視していることで、安心して利用してもらうということも受け入れられている証拠ですね。

あと『原信ナルス』となっていますが、【原信】のスーパー『ナルス』のスーパーの運営会社は「株式会社原信」と「株式会社ナルス」に分かれているのも興味深いですね。

もしかしたら『ナルス』のスーパー他県への店舗展開を狙っているのかもしれません。

更に両方の親会社は『アクシアル リテイリング(株)』と言う「東証プライム」に上場している会社です。
群馬県を拠点に『フレッセイ』という同じスーパーを51店舗展開しています。

グループ全体の売上高は2022年3月期決算で2464億5千万円です。
そして2023年3月期予想は2475億円としていますが、営業利益が同4.9減%の98億円、当期純利益が同13.8%減の61億円と減収減益予想です。

「原材料費」・「人件費」・「運搬費」・「エネルギー高騰」などのコスト増による減益予想ですが、2022年年3月期の設備投資額は63億円で、2024年3月期は93億円、2025年3月期は104億円を投じる計画と、その先を見据えての設備投資というのは中々出来るものでは無いため好感が持てますね。

ホームページ内でも「人材募集」は積極的に行っているので、『原信ナルス』スーパー及び『フレッセイ』のスーパーの店舗展開は、今年になって2店舗新規オープンしてるので積極的な出店と言うより地に足を付けた店舗展開になりそうです。

とは言え、今後も【原信】のスーパーには注目ですね。

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