「餃子の雪松」と言えば「冷凍餃子の無人販売所」の筆頭として有名ですね。

【餃子の雪松】の出店の勢いがすご過ぎですね。

(出典元:【公式】餃子の雪松より)

「冷凍餃子の無人販売所」の筆頭といえる【餃子の雪松】2019年7月に試験的に無人店舗を導入しこれが成功。


その後、出店を重ね2022年4月16日では【餃子の雪松】単体で372店舗と3年もしない間に驚異の出店ペースです。※7月7日確認したところ【餃子の雪松】の店舗数は404店舗まで出店済み。

しかも今のところ1店も閉店していないとのことです。

餃子の町と言えば栃木県の宇都宮市と静岡県の浜松市が有名ですね。
餃子(ギョーザ)の1世帯あたり購入額では、「宇都宮市」と「浜松市」が毎年のように競って度々ニュースにも取り上げられるほどでしたね。

ところが総務省が発表した家計調査でになって餃子(ギョーザ)の2021年の1世帯あたり購入額で「宮崎市」が初の日本一になったことで「宇都宮市」と「浜松市」には衝撃が走りました。

とまぁ、話が脱線してるように思えますが冒頭に話した【餃子の雪松】は、老舗中華料理店「雪松」が群馬県の「水上町」に1940年に創業したのが始まりです。

美味しい餃子が食べられると群馬県内でも評判だったようです。

しかし、2016年に3代目となる店主が高齢のため、甥(おい)の長谷川保氏が後継となりましたが、彼は当時「株式会社YES」の社長で別事業を行っていて、飲食業界は携わっていなかったと言うことです。

ただ、社員数名で実際にお店で伝説と言われる餃子を食べたところ、あまりの美味しさに感動しこの味を残さなければいけないと決心したとのことです。

そして「雪松」の名物であった餃子を何とか普及したいとの考えから、雪松食堂の店主、松井茂さんが持っていた創業当時のレシピを基に店主にアドバイスももらいながら、試行錯誤を重ねた結果、食堂の味を完全再現できる冷凍ギョーザを完成させたとのこと。

そして満を持して、その餃子の味を再現させたイートイン形式の【餃子の雪松】を2018年9月に埼玉県入間市にてオープン。

なぜ、創業の地である群馬でもなく「餃子の街」と言われる「宇都宮市」でも無かったのかは分かりません。

【餃子の雪松】は餃子定食を300円という低価格で販売し、これが連日行列が出来るほどの人気店となったため提供の数が追いつかず、持ち帰り用の冷凍ギョーザの店頭販売に切り替えたそうです。

そうして系列店を増やしていった12号店で冒頭に話したように、試験的に【餃子の雪松】は無人店舗を導入しこれが成功したのを皮切りに半年で100店舗を超える出店ラッシュとなったのようです。

【餃子の雪松】の値段はシンプルに1袋(36個入り)で税込み1,000円と一種類のみで販売しています。※別途タレは200円
もしかしたら原材料高騰により、【餃子の雪松】の値段は上がっていく可能性もありますが、そのときは個数を減らす可能性の方が高いように思います。(1,000円札一枚にこだわるならですが)

あと購入したはいいけど【餃子の雪松】の焼き方がわからないという人も中にはいるかも知れません。
そんな人のために【餃子の雪松】の焼き方を紹介している動画がありますので参考にして下さい。

ホームページ内でも【餃子の雪松】の焼き方を紹介しています。

話は変わりますが、ここ最近になって色々な形態の無人販売所が出来て盗難被害にあってますが、今のところ【餃子の雪松】での盗難は聞いたことはありません。(実際に、他の餃子の無人販売所が被害に会いました)

もしかしたら公にしていないだけで、【餃子の雪松】での盗難もあるのかもしれませんが許容範囲内ということかもしれません。


それと人件費がほとんどかからないことでしょうね。
あくまでも予想ですが自動販売機のように、商品入れ替えのタイミングで配達員が現金回収しているのでしょう。

中でも【餃子の雪松】にとって大きかったのは、2021年5月に入間に完成した最新の大型工場は、従来の工場と比べて5倍強の生産能力を得たことも出店に拍車が掛かかったとのこと。

【餃子の雪松】はキャベツをメインとした野菜餃子として徹底して味に拘っていて、北海道を除く全国展開してますが、すべてこの入間工場で生産したものだそうです。

他に工場を立てるとなれば、工場によって味が変わるという社長の考えみたいです。

味に自信があるこそのこだわりですね。

問題は、新工場で何店舗までまかなえるのかですね。

【餃子の雪松】の成功をみて10数社が「冷凍餃子の無人販売所」ビジネスに参入してきているようです。

ただ、他店は2022年4月22日現在で業界2位でも50店舗いってないので【餃子の雪松】が店舗数ではダントツでトップです。

冷凍ものだけに、大規模な生産工場と確立された配送システムが無いと参入は難しいでしょうね。
実際に「冷凍餃子の無人販売所」だけに新規参入する企業がないようです。

最初、【餃子の雪松】は口コミによって【餃子の雪松】の店舗数を伸ばしてましたが、最近はテレビCMも実施しています。

(出典元:【公式】餃子の雪松より)

とは言え、ここまで知名度が上がれば【餃子の雪松】は口コミだけでも十分に店舗展開できるでしょう。

ただ、先程お話させてもらった老舗中華料理店「雪松」ですが、現在も営業してるようです。

まだ、3代目店主が頑張っているのか謎ですが。

とくかく、【餃子の雪松】の快進撃はしばらく続きそうですね。

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