最近人気の完全栄養食【完全食】とは、厚生労働省が定めた「日本人の食事摂取基準」で設定された健康を維持するために必要な33種類の栄養素を摂取できる食品または食事と言われています。(※すべての栄養素を含まない食品や食事もあります。)
(出典元:日清食品)日清食品の考える完全栄養食より
(上記の写真は拡大表示できます)
因みに厚生労働省が定めた33種類の栄養素とは、たんぱく質、脂質、飽和脂肪酸、n-3系脂肪酸、n-6系脂肪酸、炭水化物、食物繊維、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、パントテン酸、ビオチン、ビタミンC、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンになります。
すでての栄養素の説明はここでは省略しますが、勿論年齢による栄養素の必要量の個人差もあります。
一般的に毎日取ったほうが良いと言われる食材として「卵」・「納豆」・「牛乳」・「玄米」・「ヨーグルト」・「バナナ」などは『準完全食』と言われているようです。
【完全食】の種類には、「ドリンク」・「パウダー」・「グミ」・「麺類」・「パン」・「スープ」と言ったものがありますが、最近では大手食品メーカーも参入してもっと種類が増えるでしょう。
その【完全食】の歴史はまだ浅く2013年にアメリカで発売された「Soylent(ソイレント)」が始まりのようです。
ソイレントは、当時「生存に必要な栄養素がすべて含まれ、従来の食事が不要となる」をコンセプトで開発され、販売されると栄養素を考えて食事を作る時間も楽しむ時間もないというニーズに応える形でたちまち大ヒット商品となりました。
ソイレントは粉末を水や牛乳などで溶かして飲むドリンクです。
日本では【完全食】として2016年に「COMPパウダー」が販売されました。
その後、「BASE PASTA」、「COMPグミ」、「BALANCER」などが販売され【完全食】が日本でも人気が出てきました。
そして2019年に食品メーカー大手の『日清食品』が【完全食】に参入し様々な種類を販売しています。
【完全食】だけで生活出来るのか話題になることがありますが、【完全食】自体健康を維持するために必要な栄養をすべて含んだ食品または食事なので【完全食】だけで生活出来ると言えます。
【完全食】だけで生活出来るとは言え「ドリンク」・「パウダー」・「グミ」だけでは物足りなさもあると思います。
【完全食】のデメリットに「ドリンク」・「パウダー」・「グミ」では満腹感を味わうことが出来ないといったことがあります。
他に【完全食】のデメリットとして、巷で言われるダイエット食品ではないと言うことです。
とは言え、【完全食】の摂取量次第で痩せることは可能です。
ただ【完全食】はダイエット食品では無く健康食品であることを覚えておきましょう。
以前は【完全食】のデメリットとしてメニューが少なく飽きると言った点がありましたが、「BASE FOOD(ベースフード)」は【完全食】のパンとして種類も豊富でアレンジレシピも豊富です。(写真は拡大表示できます)
(出典元:BASE FOOD)
「BASE FOOD(ベースフード)」は【完全食】のパンとして人気でしたが、最近ではクッキーやパスタも販売されているので、飽きの来ない【完全食】になりましたね。
「BASE FOOD(ベースフード)」の【完全食】のパンは公式ホームページからも購入出来ますが、「アマゾン」でも人気商品で【完全食】の口コミも多いです。
勿論、「BASE FOOD(ベースフード)」のホームページ内での【完全食】の口コミも多く評価は高いです。
ただ近年は【完全食】に『日清食品』が力を入れており、お好み焼きやチャーハンなど300メニュー開発中とのことで【完全食】はパンやジュースと言った常識が無くなってくることでしょう。
「BASE FOOD(ベースフード)」の【完全食】の栄養素は26種類ですが、『日清食品』の【完全食】は厚生労働省が定めた「日本人の食事摂取基準」で設定された必要な33種類の栄養素をすべて補っているのが特徴です。
【完全食】のメリットは健康に気をつけて栄養バランスの食事を考えるのが、めんどくさい人にとっては非常に便利であり、また食事を作る時間も省けます。
【完全食】のメリットは「時短」・「必要な栄養」・「コストパフォーマンスが高い」と言えるでしょう。
近年では大手食品メーカーとして【完全食】に『日清食品』だけでなく『森永製菓』も商品出していますね。
まだ世間的認知度は低いかもしれませんが【完全食】に『日清食品』が力を入れていることで、300メニュー開発が進めば世間的な認知度は広まり【完全食】ブームとなることでしょう。
これからの【完全食】にますます期待出来ますね。
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