ミモザ植えてはいけない?納得の理由や一方でミモザの花言葉が怖いとも言われています。

家を建てる際や特別な日に、多くの人が庭に苗木を植えることがあるでしょう。


その中で、黄色い花が特徴のミモザを植えたいと考える方もいらっしゃるでしょう。

黄色い小さな花びらが軽やかに寄り集まり、独自の形を持つミモザの花は、見る者の心を温かく包み込む存在となっています。

特に、春の到来を告げる花として、多くの人に親しまれています。

私もミモザが好きですが、自分の庭には植えないことにしています。
それは、ミモザを庭に植えると後悔する可能性があるからです。

ネットでも「ミモザ植えてはいけない」と出てきますね。

今回は、ミモザを植えてはいけない理由についてお話しします。

アカシアの花の総称がミモザと呼ばれますが、日本では主に「ギンヨウアカシア」が見られます。

耐寒性が高く手入れが比較的容易な特徴がありますが、ミモザを植えると以下の点で苦労することがあります。

ミモザ 植えてはいけない理由①:ミモザは大きくなると10メートル近くに達することも

先ほどミモザ(ギンヨウアカシア)の特徴として耐寒性が高いことを述べましたが、「成長が速い」という特性もあります。

5~10メートルにも成長するため、育てれば二階建ての家よりも高くなります。
周囲の日当たりが悪くなるといったデメリットもあるので注意が必要です。

特に建物やフェンスなどの近くに植えないようにしましょう。
枝がはみ出ると、周囲の住民とのトラブルの原因になりかねません。

知らずに美しい花を楽しむために植えてしまうと、後で大変なことになります。

その上でミモザを植えるのであれば、ミモザ(アカシア)は、風通しがよく日当たりのよい場所を好みます。
日当たりのよい場所だと花付きもよくなります。

そして根付いてからの水やりは特に必要ありません。
更に痩せ地でも育つ樹木なので特に過肥の必要はありません。

ミモザ 植えてはいけない理由②:成長は早いがミモザは強い木ではない!?

急速に成長するミモザですが、根は強靭ではありません。

ミモザは地上部に比べて根が浅い傾向があり、風や台風に弱いです。

植え始めは支柱がないと強風で倒れることがあります。
ミモザは倒れやすいため、支柱を立てて幹を安定させることをおすすめします。

また、ミモザの剪定は花が咲き終わった7月頃に行いますが、台風が来る9月頃には枝がかなり伸びていることがあります。
モザは幹が細く、枝が縦横に広がっているため、風が強い地域では倒木する恐れがあります。

そのため、台風対策での倒木対策が必要です。

ミモザ 植えてはいけない理由③:雪の降る地域はさらに注意が必要!?

風に弱いミモザですが、雪にも気をつける必要があります。

寒さには強いですが、雪が積もると枝が雪の重みに耐えられずに折れることがあります。

美しい黄色い花を楽しむためには、日本でミモザを育てる際には一年中気をつけることが必要です。

ミモザが10メートル近く成長して倒れると、かなり危険ですね。

ミモザ 植えてはいけない理由④:ミモザの剪定は難しい!?

ミモザは苗を植えてから1~3年後に開花することが一般的です。

ミモザの育て方において、剪定は重要です。剪定により樹高を制御し、風通しを良くし、病害虫の発生を抑えることができます。


ただし、花芽が早くできるため、剪定は咲き終わった後の4月?6月ごろが適切です。

しかし、花が咲かないと不安になることもあるでしょう。

台風対策で花芽を切ってしまっている可能性も考えられます。

また、風や雪による倒木のリスクがあるミモザは、剪定時に枯れた枝や長い枝をうまく間引いて隙間を作る必要があります。

支柱を立てることも必要ですが、適切な剪定も重要なポイントです。

ミモザ植えてはいけない理由⑤:虫への対策も怠れない?

ミモザにはイセリアカイガラムシ(排泄物が原因で病気になることがある)やミノガ(葉を食べて急激に増える)などの天敵がいます。

イセリアカイガラムシは樹液を吸うだけでなく、その排泄物が葉について「すす病」と呼ばれる病気に感染することがあります。

さらに、排泄物がスズメバチなどを引き寄せる原因にもなるため、薬品駆除などの対策も必要です。

そのためにも、ミモザに害虫が発生した場合は早めに駆除しましょう。

ミノムシには地道な方法が有効であり、カイガラムシには歯ブラシや薬剤を利用することができます。
ホースを使ってジェットで吹き飛ばす方法も効果的です。

ミモザを植える前に注意が必要なポイント!

これまでミモザを植えた後の難しさについてお話ししましたが、美しい花を楽しみたいと考える方もいるでしょう。

では、ミモザを植える前に気をつけるべきポイントは何でしょうか?

ミモザの育成には、適切な植える場所が重要です。初めに、ミモザは急速に成長し、10メートル近くに達する可能性があるため、広々としたスペースが必要です。

また、倒木の危険性もあるため、風当たりにも注意が必要です。

それではミモザを小さく育てる方法はあるのでしょうか?

庭が狭い場合、ミモザを鉢植えにすることが考えられます。
これにより、根の成長を調整し、成長スピードを制御できます。

ただし、注意が必要なのは「根詰まり」を防ぐことです。
根詰まりが起こると、葉が急に落ちたり、最悪の場合は枯れてしまいます。

ミモザが植木鉢いっぱいに成長したら、鉢のサイズをアップさせることをお勧めします。

ミモザは手入れが億劫な人には向かないかもしれません。
ミモザは苗木の間は定期的な水やりが必要ですが、成木になれば勝手に成長します。
しかし、何もしないと強風や雪で倒木のリスクがあります。

大きくなれば剪定も難しくなり、植木屋さんに頼む必要が出てきます。


以上のことからミモザを植えてはいけない理由は納得がいったでしょうか?

ミモザの花言葉は怖い?

ミモザは、花言葉として「優しさ」「思いやり」「秘密の愛」などを象徴し、一般的には温かで心地よい印象を与える花として知られています。

また、国際女性デーに贈られることがあり、「女性の力強さや独立」の象徴ともされています。

この花は、独自の形状と鮮やかな色合いで春の到来を感じさせ、その背後には深い歴史と意味があります。一年中多くの人に愛されており、ミモザをより理解することでその魅力と価値を再認識できます。

ミモザの花言葉にはいくつかの意味があります。
まず、「秘密の愛」は、花が繊細で心に秘めた気持ちを表現するのに適していることからきています。
そして、「優しさ」は、花の優雅な揺れから心温まる感情を連想させます。
「思いやり」もまた、人々の心に温かさや慈しみを呼び起こすことから名付けられました。

ミモザの花言葉には、「秘密の愛」や「優しさ」、「思いやり」など、心温まる感情を伝える言葉が込められています。
これにより、ミモザの花を贈ることで相手に言葉にならない深い感情や気持ちを伝えることができます。

一方で、ミモザは明るい黄色で春を告げる花としても知られていますが、花言葉には予想外に暗い意味も存在します。

例えば、「疎遠」は、花が簡単にしおれる性質から人間関係が離れていくことを示唆しています。

また、「敏感すぎる心」は、ミモザが強い光や風に敏感に反応する特性から、人が過度に敏感であることのデメリットを意味しています。

この2つの花言葉がミモザの花言葉が怖いと言われる所以です。

ミモザの花言葉は、その美しい外見からは予想できない暗い意味も持つことがあります。
花言葉を理解することで、ミモザの深い一面を感じ取り、花を贈る際や花言葉を使う際の参考にできます。

まとめ

ミモザは黄色い花をたくさん咲かせますが、庭に植える際には様々な注意が必要です。
特に倒木の危険性には十分に注意が必要です。庭にミモザを植える場合は、安全なスペースを確保することが重要です。

以上を踏まえた上でミモザを植えたいと思う方は下記のサイトが参考になるでしょう。

ミモザ

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