高級食パン専門店【あせる王様】の閉店ラッシュ。生き残りをかけた戦略。

最近は高級食パンのブームは終焉（しゅうえん）とよくメディアで取り上げられていますが、その一つに【あせる王様】の閉店ラッシュを題材の一つとして扱うニュースもあります。

（出典元：あせる王様）
【あせる王様】は２０２０年８月に千葉県の船橋市に１号店をオープンして以降、約１年で１４店舗まで拡大していきました。

ちなみに【あせる王様】のプロデューサーは「ベーカリープロデューサー」として有名な岸本氏です。

高級食パン専門店として「考えた人すごいわ」や「偉大なる発明」など一風変わったネーミングで数々の高級食パン専門店をプロデュースしている人です。

それが【あせる王様】が２０２１年１２月３０日に一挙にに５店舗閉鎖と話題になりました。
以下がその店舗

あせる王様　八千代緑が丘店（千葉県八代市）　営業期間：１１ヶ月
あせる王様　稲毛店（千葉県千葉市）　営業期間：７ヶ月
あせる王様　北習志野店（千葉県習志野市）　営業期間：６ヶ月
あせる王様　C-one販売所（千葉県千葉市）　営業期間：３ヶ月
あせる王様　ブレッドスタジアム検見川浜店（千葉県千葉市）　営業期間：１ヶ月

驚くことに３店舗がわずか半年もたたずに【あせる王様】が閉店していることです。
特に「ブレッドスタジアム検見川浜店」に関しては１ヶ月での閉店です。
オープンの日は行列ができたということもあり、地元住民の人でも１ヶ月での閉店は驚きだったようです。

理由として【あせる王様】はまずいとも言われているようですが、口コミさいとを見ると【あせる王様】はまずいという意見は特に見掛けませんでした。

その【あせる王様】を運営してるのは地元の不動産会社［株式会社ワールドベーカリー］専務。（調べれば名前は出てきます）
【あせる王様】を始めたのは「高級食パンのブーム」に乗ったと本人も認めてます。

はっきりしませんが「本社ビル販売所（千葉県船橋市）」も閉店してるようです（噂では１２月３０日とも）

２０２２年１月も「津田沼店（千葉県習志野市）」を閉店して更に店舗数を減らし【あせる王様】は７店舗にまで減少。

運営している［株式会社ワールドベーカリー］専務も高級食パン専門店だけでは難しいと考え、採算の見込めない【あせる王様】の店舗を閉店し、残りの店舗のテコ入れを図ったということらしいです。

2022年の２月から【あせる王様】のメニュー開発も強化し高級食パン以外の品揃えを充実させていくようです。

高級食パン専門店だけでなく

毎日、口にしてもらえるパンを提供できる店でないと生きていくのは難しい。

と言っています。

そんな【あせる王様】のメニューはホームページに掲載されているだけでも多いです。

実際にはホームページ以外でも取り扱っているものもあるようですが、今回は分かっているものだけ紹介します。※２０２２年７月５日に価格改定しています。今回は備忘録として値上げ前の価格も表示しておきます。

【あせる王様】のメニュー：一覧

「食パン」

・キング（プレーン）　2斤 / 864円(税込み)→940円（税込み）
・クイーン（レーズン）　2斤 / 1,058円(税込み)→１,0７０円（税込み）
・ナイト(カカオ)　2斤 / 1,058円(税込み)→１,０９０円（税込み）※船橋駅前通り店限定販売
・まるでメロン(メロンパン食パン)　1斤 / 1,058円(税込み)→１,０９０円（税込み）
・バニラジャック(バニラブリオッシュ)　1.5斤 / 1,188円(税込み)→１,２４０円（税込み）

「その他・スプレッド」

・セクシーカレーパン　313円（税込み）
・モーニングエッグ　210円（税込み）
・フランス産発酵バターたっぷりのクロワッサン
・ジャーマンドッグ　310円（税込み）
・塩パン(プレーン)　130円（税込み）
・塩パン(キャラメル)　130円（税込み）
・メロンパン　160円（税込み）
・フレンチトースト
・クロックムッシュ
・玄米あんどーなつ
・チュロス(プレーン)
・チュロス(シナモン)
・自家製たまごサンド　380円（税込み）
・まるごとミックスサンド　490円（税込み）
・アンデス高原豚のカツサンド
・ビビンバサンド　540円（税込み）
・チキン南蛮サンド　540円（税込み）
・季節のフルーツサンド　560円（税込み）
・チキン南蛮コッペ
・エビマヨコッペ
・北海道産牛コロッケコッペ