今人気の【わくわく広場】の何がすごいのか?他のスーパーとの違いは?

最近、積極的に出店を増やし店舗数を伸ばしている【わくわく広場】はスーパーとは違い、日用品や冷凍食品は取り扱っていないようです。

(出典元:わくわく広場

とは言え【わくわく広場】が人気なのは何故でしょう?
それは、主に野菜や果物、お弁当や惣菜。パンやお菓子、花などを販売しているようですが、問屋などを通さずにすべて生産者の方と直接取引して販売しているので、安く商品を提供できることが人気の秘密のようです。


しかも【わくわく広場】の店舗は、北は北海道から南は鹿児島まで全国展開しているので(まだ未出店の県もあります。)地域ごとに商品が違うのも人気の秘訣のようです。

野菜や果物は勿論ですが、【わくわく広場】のお弁当や惣菜、パンについても『生産者』(=基本は農家)がその日に売るものを直接店舗に持っていき、陳列するシステムなので【わくわく広場】のお弁当や惣菜、パンは地域によって全く違う内容になります。

【わくわく広場】は『生産者』の商品の売り場所を提供していると言っても過言では無いでしょう。(実際に販売するのは店員さんになります)そこが他のスーパーとの違いですね。
どちらかと言えば【わくわく広場】は『道の駅』にちかいかもしれませんね。

特に【わくわく広場】のお弁当はその日に売り切らないといけないため、ある時間になると【わくわく広場】のお弁当は半額になることでも有名ですね。

そういった意味でも【わくわく広場】の評判は良いようです。

その地域での、旬な野菜や果物などが安く買えるので【わくわく広場】の評判は口コミで広まりリピーターの数も多いです。

新鮮なものを取り扱っているため【わくわく広場】の食中毒の心配は無いと言えるでしょう。
ネット上で調べた限り【わくわく広場】の食中毒事例はありませんでした。

そんな【わくわく広場】はショッピングセンターを中心に店舗展開してますが、『郊外型単独店舗』・『郊外型複合施設』・『市街地型複合店舗』などの物件もホームページ内で募集をかけています。

今年に入り【わくわく広場】の店舗数は7店舗新規出店済みで更に7月中に2店舗出店するようです。

【わくわく広場】の店舗数は全国で130店舗展開(2022年7月1日時点))
各エリアと県の店舗数は以下の通りです。

北海道:2店舗

東北地方

宮城県:1店舗

関東地方

茨城県:6店舗
栃木県:1店舗
群馬県:2店舗
埼玉県:16店舗
千葉県:46店舗
東京都:4店舗
神奈川県:12店舗

中部地方

新潟県:1店舗
岐阜県:2店舗
静岡県:3店舗
愛知県:13店舗

近畿地方

三重県:4店舗
滋賀県:2店舗
京都府:1店舗
大阪府:1店舗
兵庫県:4店舗

中国地方

広島県:1店舗

四国地方

香川県:2店舗

九州地方

福岡県:5店舗
佐賀県:1店舗
鹿児島県:1店舗


となっていますが、更に【わくわく広場】の店舗数は増えていくのは間違いないでしょう。(前述の通り7月中に2店舗新規オープン予定)
問題は物件と人材でしょう。

【わくわく広場】は求人情報もホームページ内で公表しています。

社員やパートの研修制度もしっかりしてるようです。
それは【わくわく広場】のクレーム情報が無いことからも言えるでしょう。

そして【わくわく広場】の店舗数が『千葉県』で飛び抜けて多いのは、【わくわく広場】の親会社である『株式会社タカヨシ』の本社が千葉にあるからです。

創業は1970年で事務機器の販売をしていたようです。
そして新業態である、今の【わくわく広場】は2009年にショッピングモール内で出店したのが始まりと、歴史としてはまだ浅いですが【わくわく広場】の店舗数は順調に増えて2021年には『マザーズに上場』するまでになりました。

地元の千葉県で足固めしてからの店舗展開だと思われるので、【わくわく広場】が千葉県に多いのはそういった経緯だと思われます。

まだ未出店の県も多いので、【わくわく広場】の店舗数は増えていくのは間違いないようです。

その理由として【わくわく広場】のビジネスモデルは他にライバルが居ないからです。

地域によって、生産者が持ち込んだ商品の『場』を与えるモデルなので【わくわく広場】自体がPB(プライベートブランド)になるわけです。
イコール商品開発とは無縁のシステムになりますね。

メーカーさんとの取引が多いスーパーと違い『生産者』との直接取引なので安く提供できるのが【わくわく広場】の魅力の一つでしょう。

問題は『物件』と『生産者』との紐づけくらいではないでしょうか?
とは言えここまで【わくわく広場】の知名度があればそれほど難しいことでは無いでしょう。

もう一つ【わくわく広場】はチラシがありません。
理由は、今までの説明で分かるように店舗毎や日によって商品のラインナップが変わるからです。

ただ【わくわく広場】のチラシがないことで、逆に頻繁にお店に足を運ばないと、当日安い商品も分からないのでリピーター獲得になると思います。

そして【わくわく広場】はホームページ内でも『生産者』の募集をかけてます。
取扱商品も

地元農産物:野菜・果物・肉・魚・卵・キノコ・米
切花・鉢花・ポット花 等
加工品:惣菜・弁当・パン・和菓子・洋菓子・豆腐・漬物 等

となっています。
同じく『加工品メーカー』としての取扱商品も

醤油、ドレッシング
オーガニック食材
アレルゲンフリー(お米の麺・つゆ・醤油 等)
農産(こんにゃく・おふ・ごま・雑穀・乾燥野菜 等)

を募集しています。

こちらはすべての店舗にラインナップとして並べることが出来るので、『加工品メーカー』と【わくわく広場】はどちらもWinWinの関係になりますね。

2022年はほぼすべての商品が値上がりしてますが【わくわく広場】は『生産者』のコスト増により、多少の値上げはあるでしょうが直接取引なので野菜や果物は、他のスーパーよりは安く提供出来るでしょう。

そんな今だからこそ【わくわく広場】はより注目を集めていくと思います。

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